紗羅が「銀塩で撮りたい」というので、どんなカメラが良いかなぁと
考えてみました。
まず、AFで、しかも明るいレンズが良いという希望だったので、
それなら、SIGMAの「SA-9」に28mm F1.8を付けるのが一番だろうと
その組み合わせにして、手渡しました。
特に何も言わず、ネガで1本撮り終わったものをスキャンしてみると、
やっぱり私が撮ったものとは、ずいぶん趣向が違いますね。
ここの古民家は、いつも比較的空いていて、写真も気軽に撮れるので
良く被写体として登場してますが、和室を座った視点で撮る、というのは
私は思いつかなかったですね。
このジョブの写真も、散歩しながらのスナップなんですが、レンズの広角感を
うまく活かしてあって、広角でも明るいレンズのおかげで、ボケもしっかりあって
ジョブの視線、という雰囲気になってる気がします。
3枚目も、いつも行くフラワーガーデンの写真ですが、構図が良いですね。
紗羅は絵画を習っていたこともあるので、やはりそういう全体の構図の
取り方が、自ずと身についてるんだと思います。
露出とか絞りなんかは、まるっきりカメラ任せなんですけど、だからこそ
作品に考え方や捉え方の違いが、はっきりと出るのでしょうね。
ちなみに、下のページに同じ「SA-9」で撮った私の写真と紗羅のものを
いっしょに置いてあるので、良かったら比べてみてくださいませ。
http://homepage1.nifty.com/macbs/photo_sa9.htm