シグマからArtラインのハイスピード超広角レンズ「SIGMA 20mm F1.4 DG HSM」が11/20に発売されるそうで。
最近はあまりカメラ系のネタに反応しない私も35mmフルサイズ対応で20mm、それでいてF1.4という明るさにはちょっと驚きました。
お値段もそんなに飛び上がるようなものではなく、税別15万円ほどだそうですし、これはかなりヒットしそうかも。
20mmというと、銀塩EOS時代、EOS-1にEF20mm F2.8 USMを愛用していたので、意外とこの画角には慣れていますが、普通は20~24mmくらいは使いにくいとされる範囲ですね。
最短撮影距離は27.6cmだそうで、F1.4とはいえ、これだけ広角なので絞ってパンフォーカス的に使ってもよし、あえてAPS-Cで30mm相当という扱いやすい画角にして使うのも良いでしょう。
絞りは最近はもう当たり前になってきましたが、9枚の円形絞りで、ボケ味もよさそうです。
ちなみにF1.4を実現したのはかなり大型な非球面レンズの加工技術が確立したから、だそうです。
約59mm径の大型な非球面(しかも両面とも)のレンズだそうで、これだけでもかなりの迫力でしょう。
その前にさらに大きな前玉が配置されてますから、すごい大口径レンズですね。
さきほどの非球面だけではなく、FLDガラスやSLDガラスも多用されていて、きっとArtシリーズの名を冠するにふさわしいレンズに仕上がっていることでしょう。
その代わり、重さは950gと、こちらもさすがの重量級になります。
11/29までの予約キャンペーンで金属製の被せ式レンズキャップがプレゼントされるそうで、前玉の保護にはたしかにそれくらいの注意が必要かもしれません。
いまだにフルサイズどころかロートルなAPS-C機を使っていますけど、いずれ35mmフルサイズに移行することがあれば狙ってみたい一本になりそうです。