MacBSの日常生活的日記

SIGMA 50mm F1.4 DG HSM

SIGMAからArtラインに属する標準単焦点レンズ「50mm F1.4 DG HSM」が発表されました。

SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM」の後継という形になりますが、単純にArtラインのデザインに変更したのではなく、全くの新設計です。
レンズ構成が6群8枚から8群13枚になっていて、いわゆる標準域のレンズ構成のそれではなくて広角レンズ的なものになってるような予感です。
まだレンズ構成図が出ていないので、あくまでも推測ですけどね。
見た目の雰囲気も35mm F1.4 DG HSMの良さを受け継いでいるように感じて、先日夢で貰いそびれた(違)私としてはかなり興味のあるレンズです。

そんな広角寄りの設計を伺わせるポイントが最短撮影距離が縮まった点です。
従来のも45cmとそこそこ短いほうですが、今回は40cmに短縮され、その理由としてフローティングシステムの採用が謳われています。
当然ながら35mmフルサイズに対応しているわけですが、この明るさで周辺光量を確保するとなると昔で言えば中判向けの広角レンズみたいな設計になるのかな、と思う部分もあります。

オールドレンズの味わいも大好きな私ですけども、それはあくまでも万能でないまでも、抜けの良さとかボケの味など、抜きん出た一点を持っていればこそ、なんですよね。
マウントアダプターでオールドレンズが持て囃され気味ですが、中にはどこにも抜きん出たポイントのない(レアなだけの)ものも結構あったりして…。
そういう点では抜きん出た点ばかりであろう全方位的に優秀なニューレンズもオールドレンズ以上に大好物ではあります。

なお、マウントとしてはキヤノン用、シグマ用、ニコン用、それにソニー用が順次発売されるようです。
最近何故かペンタックス用が仲間ハズレにされているケースがぽちぽちあるのがかわいそうですが、これはフルサイズ機がないことも関係しているのでしょうか。
発売時期・価格ともに未定とのことですが、マウント交換サービスはおそらく対象のはずですし、将来的に受注生産扱いでも良いのでペンタックスも対応してあげてほしいなぁとは思います。

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