・Astell&Kern、超ハイエンドプレーヤー「AK380」発表。384kHz/32bitネイティブ再生
そうでなくてもハイエンドなDAP揃いのAstell&Kernから、さらに超ハイエンドの「AK380」が発表されました。
発売日や価格は未定ですけど、ヘタすると50万超えもあり得るかも。
下位のAK240(といっても実売24万円くらいですが)との違いは32bit/384kHzまでをネイティブサポートする点とのこと。
AK240も32bit/192kHzは再生可能だったものの、Integer/Floatともに24bitにダウンコンバートされてたそうです。
そこは主にDACチップと処理能力向上なのでしょうけど、そのDACはAK4490(AK240はCS4398)だとか。
これは例えばONKYOのCR-N76に採用されてるもので、左右デュアル搭載とはいえ、チップ自体が格段に高級というわけでもなさそうです。
AK Jr.の価格も発表され、こっちも69800円と正直思ったより高い印象なのは私だけでしょうか。
ヘッドフォンオーディオが流行っているといってもDAPはまだまだスマホで済ませてるユーザーも多く、そこまで台数が出ないのも理由なのかもしれませんね。
・独ゼンハイザー、密閉型高級ヘッドホン「HD 630VB」 - 低音をダイヤルで調整可能
ゼンハイザーから密閉型ヘッドフォン「HD 630VB」が海外発表されたそうで。
海外では499ユーロだそうですから、オープンイヤーでいうとHD650クラスのモデルと考えれば良いのでしょうか。
ただ、ケーブルが片出しで、海外のQuick Guideを見ると取り外しできないように見えますし、ハウジング部分でこの機種独特の低音のダイアル調整だけでなく、ボリューム調整も可能など、iPhoneやiPodに特化したような仕様なのが気になります。
リケーブルができて、ケーブルがHD598互換だったらなぁ、なんて最初思ったんですが、どうやら甘かったようですね。
・デノン、DDFAプリ「PMA-50」とフルデジタル接続できる小型CDプレーヤー「DCD-50」
DENONから「フルデジタル接続」を謳ったCDプレーヤー「DCD-50」が発表されました。
ただ実際の中身はごく普通のデジタル同軸出力を持ったCDプレーヤーです。
むしろ光デジタル出力がないのが珍しいくらいですし、普通にアナログ出力もあるのに、あえて「フルデジタル接続」をウリにしたんでしょう?
それならNANO-CD1みたいに潔くデジタル出力のみにしたほうがコストやサイズダウンもできたでしょうに。
さらにDACは32bit/192kHz対応と「本格的」なものを搭載していますし、CD-Rに焼いたMP3/WMAも再生できるんですが、ハイレゾ音源は再生できず…。
私には全体が中途半端に感じられますが、ごく普通のCDプレーヤーとして捉えればコンパクトで良い選択肢とも言えるでしょう。