• 0811月

    iPhone用の露出計アプリ「FotometerPro」がデジカメWatchで紹介されていたので、早速購入してみました。
    FotometerPro - Kit Da Studio

    露出計を実現しているアプリはこれまでにも「Pocket Light Meter」 Pocket Light Meter - Nuwaste studiosとか、他にもいくつかありましたが、これはデザインも本物の露出計にソックリです。
    なんとなく撮影する気分も高まるのは懐古趣味でしょうけれど。

    なお、最初の起動時には革製のケースのようなタイトル画面が表示され、ちょっとだけ起動に待たされます。
    裏で起動しておけばすぐに使えるんですが、もう少し起動が早いとうれしいかも。

    使い方はこれまた紙の懐かしい説明書を彷彿とさせるPDFっぽいものをアプリ内で見ることができるので、初めての方でもたぶんわかると思います。
    基本的には内側のリングで感度を設定、外側のリングで絞りを指定したら、下側のシャッタースピードを読むだけです。
    反射光式以外に入射光式でも測定でき、その場合、内側のカメラを使うことになります。

    精度については手持ちの露出計、SEKONIC L-248やLeicaメーターを比べてみました。
    セコニックと比べると、反射光式では暗い場所ではほぼ同じ値、明るい場所では1段くらいオーバー目です。
    入射光だとどちらも大体同じくらいの値でした。
    Leicaメーターでは逆に暗い場所では1段くらいアンダー、明るい場所ではほぼ同じ値です。
    アプリ内で補正も可能ですから、好みに調整して使えば問題ないレベルですね。

    ただ、やや平均測光っぽいのと、最低感度が5EVくらい(ISO100/F1.4で1/15秒まで)というのはちょっと暗い場所に弱いなぁという印象です。
    「Pocket Light Meter」は3.5EVくらいまで測れますし、あと1段くらいは測光できてほしい気がします。
    あと、針をホールドする機能がないので、その場ですぐに針を読む必要があり、手元に持ってこれないのもちょっと不便ですから、ここはホールドが欲しいところです。

    機能面ではまだまだという部分もありますが、別途、露出計を持ち歩く機会というのは最近めっきり減りましたし、iPhoneにちょっと入れておけるというのは良いなぁと思います。
    特に入射光で使いたい方にはオススメですよ。

    (当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)

    Filed under: Smartphone
    2011/11/08 9:00 am | FotometerPro はコメントを受け付けていません

Comments are closed.