iPhone用のWebブラウザ「Opera Mini Web brower」が公開されていたので
早速、試してみました。
他にもブラウザソフトはいくつか出ていますが、どれもSafariのブラウザエンジンを
そのまま使ってるもので、独自のエンジンは初です。
審査が通るかどうか、不安要素満載でしたが、サーバ側でレンダリングする
手法らしく、規約には反していないと判断されたんでしょうね。
噂通り、スピードは快適で、3G回線でiPhone 3Gでも軽快に動いてくれます。
ページを戻った場合も出来る限りキャッシュされてるので、そこも大きいですね。
拡大は二段階で、最初の縮小表示はSafariとは違い、文字がまったく判別
できません。
事実上は拡大表示で使うことになる感じです。
初のリリースということもあってか、ちょこちょこバグっぽい箇所はあります。
特に、縦横の表示切り替えで、おかしい箇所が目立ちます。
横だと縮小表示がないのはまぁ良いとして、縦で拡大表示にしてから
横に倒すと、戻るボタンで縮小表示に戻れないので、さらに前のページに
戻ることができなくなります。
いっそのこと、縦位置ロックがあったら良かったんですけどねぇ。
ほかにも、ブックマークから開いたURLが履歴に残らないことがありました。
そもそもブックマークへのアクセスにワンクッション入るのも不便かなぁ。
ただ、検索でGoogle以外にデフォルトでAmazonやWikipediaでの検索ができ、
カスタマイズも可能なのは良い感じです。
設定もそこそこいろいろできて、携帯表示機能もあります。
ここでいう携帯表示はGoogleの携帯プロキシみたいな感じで、表示を簡素化
してくれます。
ここは一旦、サーバ側で加工をしている仕組みならでは、ですね。
ちなみに、うちのブログのようにiPhone判定で表示を切り替えている場合、
Operaは通常のブラウザと判定されちゃいます。
追加は簡単ですけど、Operaの携帯表示に任せた方が良いかもしれませんね。
完成度の面ではこれからですが、競争相手が出てくることでSafariも
iPhone OS 4.0で進化してくれたら良いなぁと思います。