「第3のPCエミュレータ」と呼ぶべきかどうかはわかりませんが、
Mac上でPCはおろかWindowsそのものまでエミュレートしてくれる
「CrossOver Mac 6.0 RC 3」を試してみました。
まず、インストール時に「Mac OS XのDiscを入れてくれ」という
メッセージが出ました。
どうやら、X11に関連するファイルを必要とするようで、iMacに付属の
レストアディスクの1枚目を入れたら、無事にインストールは完了
しました。
で、とりあえずは自分で作ったフリーソフトを試してみようと、MBLaunchの
インストーラー版をダウンロードしてきました。
すると、インストーラーのexeファイルがちゃんとCrossOver Macに関連
づけられていて、ダブルクリックするだけで起動・実行できました。
インストールパスが「C:\Program Files\…」となっていて、何処に
インストールされるんだろうと、ちょっと不安でしたが、どうやら
CrossOver Macのアプリケーションアーカイブの中で管理されるようです。
で、肝心のMBLaunchですが、実行できませんでした。(^^;
まぁ、タスクトレイに常駐するソフトなわけで、仕方ないですね。
ただ、全般に動作ももっさりとしていて、ParallelsのCoherenceモードを
一度体験した身としては、互換性も含め、ちょっと大差があるかなぁと。
まぁ、Windowsが不要というのは確かに大きなメリットではありますが、
互換性を気にしながら、でしか使えない上に、レスポンスも速くない
のであれば、ちょっとつらいかもしれません。
個人的な換装としては、今のところ、ParallelsがVMwareを1歩リード、
CrossOverは5歩遅れ、といった感じがしました。