これも昨日の座談会後の会話で出てきたことなのですが、
「Dockだけではランチャーとして弱い」という意見が結構ありました。
そこで、プログラムランチャー、特にキーワード入力タイプのものを
調べてみることにしました。
その前に、私はどうしているかというと、以前は「Snard」という
昔のアップルメニューみたいなランチャーを使っていましたが、今は
「Butler」というメニューバー常駐型のファイラー形式のものを使っています。
ちょっと文字だけだとわかりづらいので、ハードコピーを交えながら
説明していきますね。
(クリックすると等倍になります。)
プルダウンには現在起動しているアプリが表示されて、「すべての
アプリケーション」のところにいくと、「アプリケーション」フォルダに
入ってるアプリが、ずらりと表示されるという感じです。
他にも、もっと色んな設定がありますが、今回の「キーワード」タイプとは
ちょっと違いますから、とりあえずご紹介だけ。
で、まさにそのタイプに当たるのが「QuickSilver」というフリーソフトです。
例えば、「Option+Space」とかに割り当てておくと、そのキーを押すと
下のような画面が出てきて、キーをタイプしていくだけでアプリが
起動できるというわけです。
「これは確かに便利だな。私も導入しようかなぁ…」と思っていたのですが、
ふと「Ctrl+Space」を叩いてみると、こんな画面が。
Mac OS Xに詳しい方なら、もうお気づきですよね。そう、Mac OS X10.4の
目玉のひとつでもある「Spotlight」です。
本来はファイル検索機能ですが、これも十分、キーワードタイプの
ランチャーになります。
上の画像のように、「Ape…」とタイプすれば、「Aperture」が表示されます
から、そこからカーソルでアプリを選んでリターンを叩けば、立派な
ランチャーになってくれます。
アプリを自分で登録する手間もないですし、ドキュメントもひっくるめて
何でも探してくれますから、ランチャー以上に便利ですね。
というわけで、どれが良いかはお好みもあるかと思いますが、Dockだけでは
アプリが管理しきれない方には、こういった機能をうまく使ってみられると
良いのではないでしょうか。