tenginさんのところで「Macの雑誌感想」という記事があったのですが、
どうやら最近のMac系雑誌では、スキル向上にはあまり役立てないという、
印象をお持ちになられたようで。
確かに、私自身も正直、最近はあまり買ってませんし、買ったとしても
情報収集というよりは、エッセイとかコラムを読むため、といった感じ
ですものねぇ。
ということで、初心者に限らず「Macの知識を付ける本」ということで、
いわゆる入門書、といった感じのものをいくつかご紹介してみようかと。
私がまず真っ先に浮かんだのは「はじめてのMacOS X」シリーズです。
はじめてのMacOS X Tiger―v10.4対応 早川 厚志 秀和システム 2005-07 by G-Tools |
「はじめての…」シリーズはWindowsのほうでも定番ですし、この本は
ある意味、「Mac OS Xの取説」みたいな役割を果たしてくれる一冊に
なっていると思います。
あとは、雑誌「Mac Fan」の内容などをまとめた「Macintosh入門・活用ガイド」も
悪くないと思います。
Macintosh入門・活用ガイド〈2006〉Intelプロセッサ・Mac OS X v10.4“Tiger”対応版 Mac Fan書籍編集部 毎日コミュニケーションズ 2006-07 by G-Tools |
Mac FanでもMac Peopleでもそうですけど、一冊で得られる情報って、
やはりどうしても限られてしまうんですよね。
ちゃんと知識を得ようとすると、2年くらいはずっと読み続けていて、
その中で、「あれ?いつの間にか知識が付いてる!」みたいなところが
あるんじゃないかと。
ちなみに、私は本来は「MacPeople」が好きなんですけど、Mac OS Xを
使い始めて、最初に読み始めたのは「Mac Fan」だったんですよね。
こちらのほうがとっつきやすいし、「ビギナーズ」の冊子(昔は別刊だった)も
付いてますしね。
Mac Fan (マックファン) 2007年 01月号 [雑誌] 毎日コミュニケーションズ 2006-11-29 by G-Tools |
そして、「もうMacの操作は慣れちゃったよ」という方には、開発関係の
入門書をオススメしてみましょう。
定番の「Happy Macintosh Developing Time」シリーズのDashboard編です。
Happy Macintosh Developing Time ! ProgrammingDashboard 始めてみようウィジェットプログラミング 木下 誠 ビー・エヌ・エヌ新社 2005-06-08 by G-Tools |
ウィジェットでしたら、プログラミング言語の知識がとりあえずなくても
センス次第では面白いWidgetが作れます。
とても分かりやすく書かれていますし、一歩先の知識を身に付けたい
方には、オススメです。