Coherencyモードがとても斬新だと評判の「Parallels Desktop」の
ベータビルド「build 3036 Beta」を試してみました。
噂通り、Coherencyモードは、いやはや、すごいですよ。
まるで、Mac OS XがネイティブにWindowsソフトを動かせるかのように
見えてしまいます。
実際の動作画面は下の通りです。
(クリックすると、大きめの画面が開きます。)
動作速度もHDBENCHで比較してみました。
左が3036の結果で、右側のカッコ内が正式版(1970)での測定値です。
ALL 73596 (45717)
Integer 154063 (154315)
Float 101987 (102252)
MemoryR 83805 (83908)
MemoryW 82355 (82833)
MemoryRW 160136 (161161)
DirectDraw 31 (27)
Rectangle 42548 (38135)
Text 8706 (17379)
Ellipse 19336 (19276)
BitBlt 56 (49)
Read 101185 (59778)
Write 11436 (11398)
RRead 196545 (16953)
RWrite 14543 (10072)
ベンチマークだけでは、何とも言えませんが、弱点だった描画部分や
特にディスクの読込みが高速化されているみたいですね。
メモリ割り当てが少ない場合などは、ずいぶん体感速度が向上する
かもしれません。
なにぶんβ版ですから、誰しもにオススメできるものではありませんが、
着実にMacとWindowsの敷居は低くなってきているようです。