Photoshop CS3のβ版が公開されたので、早速Mac版をダウンロードして
試用してみました。
なお、ダウンロード自体は誰でも可能で、CS2を持っていなくても2日間の
体験版として試用できるようです。
率直な感想としては、動作は速くなりましたが、機能的にはあまり
目新しい感じはない気がしました。
特に、RAW現像の観点でみると、Lightroomを開発中というせいもあるかと
思いますが、特に大きな進化はありませんでした。
プラグインのメニュー構成が少し分かりやすくなってますけど、日本語化が
ちょっとやりづらそうな印象でしたし。
ちなみに、RAW現像10枚の所要時間は約22秒で、前回計測した時の
Apertureと同じですね。
速度的には申し分ないようですが、すでにApertureを導入した私としては
RAW現像に関しては、もうPhotoshopより良いかも、という感じです。
Apple Aperture 1.5 (日本語版) [MA715J/A]
あと、Mac版はWindows版に比べて、サイズがかなり大きくなっています。
ユニバーサルバイナリはこういうところでちょっと不便かも。
ダウンロード版は、Intel用とPPC用を別個に用意してくれたほうがうれしい
ところですね。
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2 Responses
12月 16th, 2006 at 8:18 PM
どうも、今晩は。
私も入れてみましたが、やはり機能的にはCS2とあまり変わっていない印象
でした。まあ元からガンガン使い倒している訳ではないので、エラそうな事は
申せませんが・・・。
ダウンロードするファイルが大きいのには驚きました。
ベンチマークの抜粋を見ましたが、Intelへの最適化が進んでくるとPowerPC
機を使うのは、10.5が最後と言う感じでしょうか?
12月 16th, 2006 at 9:26 PM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
CS3を試用された方、結構いらっしゃるようですね。
私はサイズを見て、ちょっと躊躇しました。
機能はまだ完全に実装されたわけではないのかも
しれませんが、目新しさには欠けますね。
これなら、バージョンアップ代でLightroomや
Apertureを試したほうが満足感がありそうです。
CS3はPPCでも少しだけ速くなってるようですね。
今後もある程度はサポートされると思いますが、
OSとしては10.5がターニングポイントかもしれません。
正直、同じソフトウェア開発者としての立場からすれば
違うCPUの双方に対応するのは、テスト工数などがかさんで
大変なこと、この上ないです。
ですので、OSより先にアプリからIntel専用化が
始まるのではないかと予想しています。