• 0410月

    SILKYPIXがFOVEONに対応して、テスト版が公開されていたので、
    以前、みんぽすさんにお借りしたSD14のデータを使って、
    テストしてみました。


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    使い勝手はSILKYPIX Developer Studio Proそのものという感じで、
    特にFOVEON独特のパラメータが追加されてるわけではないようです。

    「X3 Fill Light」がないのが寂しいですが、複数メーカーを使い分けて
    いらっしゃる方には統一性のあるUIが扱いやすいです。

    それに処理スピードもかなり速くなっています。
    FOVEONはどうしても複雑な処理が必要になるようですが、
    私が使った限りでは画素数が少ないこともあってか、D300やα700と
    ほとんどレスポンスに違いはありませんでした。

    で、早速、SILKYPIXのテスト版で現像した写真を貼ってみます。

    SD14 SILKYPIX FOVEON版
    SD14 SILKYPIX FOVEON版 posted by (C)MacBS

    非常に素直な仕上がりですが、ややFOVEONらしいパキパキの
    尖った感じが少なめかな。
    Lightroomでの現像と似た印象も受けますが、ハイライトの粘りや
    ノイズ感の少なさがSILKYPIXらしい良さと感じます。

    純正現像ソフトとJPEGをRAWから抜き出したままのものも
    貼っておきます。

    SD14 純正ソフト現像
    SD14 純正ソフト現像 posted by (C)MacBS

    SD14 JPEG撮って出し
    SD14 JPEG撮って出し posted by (C)MacBS

    雰囲気的にはJPEG撮って出しとSILKYPIXが似た感じですね。
    個人的にはFOVEONらしさ全開なところに魅力を感じたので、
    純正ソフトを使うのがオススメかな。

    ただ、そのクセが気に入らない方や、どうしても変な色合いに
    仕上がってしまう写真をどうにかしたい場合にはSILKYPIXは
    非常に素晴らしい助け船になってくれるのではないかと思います。

    あとはMac版の早期の登場に期待したいところです。
    なお、Macのほうも通常版のテスト版は公開されていますが、
    FOVEON用のものはWindowsのみですので、あしからず。

    Filed under: DigitalPhoto
    2009/10/04 10:28 am | SILKYPIX FOVEONを試す はコメントを受け付けていません
  • 208月

    以前、みんぽすさんからお借りしたこともあるSONYのコンパクトデジカメ
    「DSC-W170」ですが、レンズ周辺のメッキの剥げにより、指を怪我する
    ことがあるなどとして、無償修理の対象になったそうで。
    http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=228700&lindID=4

    ちなみに対象となるのは、本体の色がレッド、ゴールド、ブラックの一部で、
    シルバーは対象外とのこと。
    確かにレンズ周辺にメッキがしてありましたが、使ったときは強度も十分そうに
    見えたんですけど…。

    プラスティックでごまかさずにしっかりメッキを使っていたことが裏目に
    出たのでしょうが、確かに発売からそれほど経ってないのもありますからねぇ。

    その分、最新の機種には今回の反省がしっかり盛り込まれていると思います。
    デザインの良さは生かしつつ、より耐久性の高い製品を輩出してくださる
    ことを願っています。


    ★ソニー Cyber-Shot DSC-WX1ブラック《9月18日登場》

    Filed under: DigitalPhoto
    2009/08/20 11:10 pm | DSC-W170でリコール はコメントを受け付けていません
  • 188月

    みんぽすさんからお借りしているデジタル一眼レフ「SD14」も返却期限が
    近づいていますので、手持ちのレンズを試したく、180mmマクロを
    持ち出してみました。

    このレビューは「みんぽす」の無償商品貸出しを利用して書かれています。(詳細は末尾で)みんぽす

    現行の180mmマクロはF3.5ですが、私が持っているのはF2.8のものです。


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    レンズが少し曇っているのですが、フィルム一眼時代もかなり良い描写を
    してくれて、かなりお気に入りのレンズです。

    花舞い
    花舞い posted by (C)MacBS

    今回、SD14で撮ってみると、曇りはほとんど気にならず、コントラストも出ています。
    35mm相当で300mmくらいですから、かなりの望遠になりますが、晴天なら
    手持ちでもなんとか使えました。

    フィルム一眼の頃はAFがお世辞にも速いとはいえず、精度も今一歩でしたが、
    SD14では精度もスピードもかなり良くなっています。

    お食事中、失礼します
    お食事中、失礼します posted by (C)MacBS

    とはいえ、手持ちではあまり絞り込むとシャッタースピードが落ちますから、
    どうしても被写界深度が浅くなるのは仕方ないところです。

    かなり大きなレンズではありますが、フルサイズでいえば、まさに「サンニッパ」
    ですから、そこから考えると、望遠の領域ではAPSサイズというのも
    メリットと考えて良いのではないかと感じました。

    浮揚
    浮揚 posted by (C)MacBS

    シグマのデジタル一眼レフは当然、基本的にシグマのレンズしか使えない
    わけですが、新旧含め、優秀なレンズがいっぱいありますから、
    「このレンズが使いたい」という目的で、SD14を選ぶのもアリだと思います。

    ただ、手持ちのシグマレンズがSAマウントだという方は、私以外では、そう多く
    ないでしょう。

    ですから、手持ちのシグマの他マウントのレンズをSAマウントに引っ越しできたら
    良いかもなぁと思います。
    もちろん、無料交換は無理でしょうが、たとえば現行モデルなら50%オフくらいで
    交換できれば、FOVEONで楽しんでみたい方も多いのではないかと。

    古いレンズに関しても、多少のキャッシュバックがあれば良いかな。
    SD15の発売も予定されていますし、ぜひとも積極的なキャンペーンを実施して
    ほしいなぁと思います。

    SD14は戻っていっても、SAマウントのレンズは手元に残りますし、ぜひとも
    いずれはFOVEONを自分のものにしたいなぁと感じています。

    このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」が無償で提供しています。本レビュー掲載は無報酬です。
    また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス「モノフェローズ」に関する詳細はこちら。(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)

    Filed under: Mono Fellows
    2009/08/18 7:54 pm | 2 Comments
  • 178月

    みんぽすさんからお借りしたシグマの一眼レフ「SD14」ですが、これまでは
    ずっとRAWで撮影していました。

    ご存じの方も多いかと思いますが、SDシリーズは当初、JPEG出力に対応せず、
    RAW専用だった時代が長かったんですよね。
    そのイメージもあって、RAWで撮っていたのですが、あえてJPEGにもチャレンジ
    してみることにしました。

    このレビューは「みんぽす」の無償商品貸出しを利用して書かれています。(詳細は末尾で)みんぽす

    RAWと同様に、基本-0.3EVで撮影していきました。

    SD14 JPEG撮って出し
    SD14 JPEG撮って出し posted by (C)MacBS

    結果からいくと、「十分使える」というのが率直な感想です。
    赤というのは飛びやすい色ですが、それでもちゃんと粘っていますし、
    コントラストもはっきりしていて、ノーレタッチでも大丈夫な感じに仕上がります。

    問題があるとすれば、RAWとの同時記録ができないことでしょうか。
    そうでなくてもメモリへの保存にはかなり時間が掛かりますから、現在の
    処理速度のままでは厳しいのでしょう。

    しかし、これも解決策が用意されています。
    純正の現像ソフト「SIGMA Photo Pro」の最新版を使うと、JPEGデータを
    RAWから取り出すことができます。

    これ、現像ではなく、RAWの中に入っているカメラ内現像のJPEGを抜き出す
    機能なんですね。
    以前、「x3f jpeg xtract」というフリーソフトがあったんですが、それと同等の機能を
    純正ソフトにも追加したようです。

    ただ、非常に残念なことに、Macの最新版3.3には、この機能が搭載されていないようです。
    「x3f jpeg xtract」も現在は配布中止していますし、ぜひ早く対応してほしいところです。

    ということで、その吸い出したJPEGとRAW現像したものも比較してみましょう。

    SD14 JPEG吸い出し
    SD14 JPEG吸い出し posted by (C)MacBS

    SD14 RAW現像
    SD14 RAW現像 posted by (C)MacBS

    現像もそれほど細かく追い込んだわけではなく、オートからホワイトバランスなどを
    微調整したくらいですが、それぞれの良さがある感じかと。

    というわけで、とりあえずRAWで撮って、一旦全てJPEG抽出するのがオススメかな。
    その上で、より追究したい写真は現像するのが良いのではないかと感じました。


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    Filed under: Mono Fellows
    2009/08/17 7:49 pm | SD14のJPEGは使える はコメントを受け付けていません
  • 138月

    SIGMA SD14とNikon D300を持ち出して、それぞれの違いを見てみることに
    しました。

    このレビューは「みんぽす」の無償商品貸出しを利用して書かれています。(詳細は末尾で)みんぽす

    レンズはSD14といっしょにお借りした50mm F1.4 EX DG HSM、D300の
    ほうはNikkor 50mm F1.4です。
    なお、Nikkorはかなり古いレンズですので、そのあたりは差し引いてみて
    いただいたほうが良いと思います。

    まずはF2.8で撮ったお花の写真です。

    D300+Nikkor 50mm F1.4
    D300+Nikkor 50mm F1.4 posted by (C)MacBS

    SD14+50mm F1.4 EX DG HSM
    SD14+50mm F1.4 EX DG HSM posted by (C)MacBS

    D300はJPEG撮って出し、SD14はRAWからオートで現像し、WBだけ手動で
    調整しました。
    ローパスフィルタがないこともあって、SD14はかなりシャープです。
    ただ、滑らかさという点ではNikkorの描写も捨てがたいかも。

    さきほど「Nikkorは古い」と書きましたが、古い=性能が悪いと思いがち
    ですが、昔使えた添加物などが今は環境問題などで使えないということも
    あり、必ずしも新しい方が有利とはいえない面があります。
    それを踏まえて考えれば、シグマの50mmは非常に優秀だと思います。

    また、シャッタースピードも揃えようと、SD14はISO200にしましたが、
    やはり同じ感度だとノイズが目立ちます。
    SD14の良さをしっかり出すには、やはり低感度での撮影が必須だと
    感じました。

    そして、等倍切り出しでの比較もやってみましょう。

    D300 等倍切り出し
    D300 等倍切り出し posted by (C)MacBS

    SD14 等倍切り出し
    SD14 等倍切り出し posted by (C)MacBS

    こちらもD300はJPEGのまま、SD14はオートでWBのみ手動です。
    サイズを合わせるため、D300はSD14と同じサイズにリサイズしています。
    ですから、厳密にはD300のほうは等倍ではないです。

    これを見ると、SD14の解像度が実感いただけるかと。
    アンテナの各素子がしっかり見えているあたりに差を感じます。

    むしろ、手ぶれとか、撮る側の失敗がはっきり見えてしまうくらいです。
    デジタルでは、レンズの性能が良く問われるのですが、カメラ側にも
    改良すべき余地はあるといえるのかもしれません。

    もちろん、FOVEONにも色再現とか、高画素化などの課題はありますが、
    ベイヤーにはない味わいを楽しませてくれるカメラであることは
    間違いないと感じています。


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    Filed under: Mono Fellows
    2009/08/13 8:52 pm | FOVEONとベイヤーを比較 はコメントを受け付けていません
  • 128月

    先日からレビューさせてもらっているシグマのデジタル一眼レフ「SD14」と
    いっしょにお借りした標準ズーム「24-70mm F2.8 IF EX DG HSM」も
    ここで紹介させてもらおうと思います。

    このレビューは「みんぽす」の無償商品貸出しを利用して書かれています。(詳細は末尾で)みんぽす

    このレンズ、かなり大柄なレンズで、フィルタ径が82mmもあります。
    うちにあるSAマウントの標準ズーム「SIGMA ZOOM 28-80mm 1:3.5-5.6II MACRO」
    と比べると、その大きさが良く判るかと。

    シグマ標準ズーム比較
    シグマ標準ズーム比較 posted by (C)MacBS

    これだけ大きい上に新しいわけですから、性能差はかなりあるはず。
    ということで、両者の比較撮影をしてみました。

    28mm付近で絞りはF10くらい、等倍の切出しをしてあります。
    まずはお借りしたレンズのほうから。

    新ズーム等倍
    新ズーム等倍 posted by (C)MacBS

    立体感のある描写で、にじみも少なく、パープルフリンジも見られません。
    50mm F1.4と比べると、空気感が薄い気もしますが、ズームとしては
    非常に優秀だと思います。

    そして、旧ズームを。

    旧ズーム等倍
    旧ズーム等倍 posted by (C)MacBS

    パッと見たところ、以外とイケてます。
    ただ、良く見ると解像感が少し足らず、にじみも見受けられます。
    コントラストもやや低いかな。

    ただ、年代や価格差を考えれば、なかなか健闘してるのではないかと。
    テレ側ではマクロ機能もあるので、この点だけ見ると優位な部分もあります。
    大きさもずいぶんコンパクトですしね。

    とはいえ、上の比較はF10あたりまで絞っての比較でして、それでも上のような
    差が出るのですから、開放付近での性能差は言うまでもないでしょう。

    私自身は単焦点好きなので、ズームにここまでのコストは掛けないでしょうが、
    SD14の高性能さを生かし切るという意味では、最初の一本としてオススメ
    できるのは、このレンズ、という気もします。


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    Filed under: Mono Fellows
    2009/08/12 9:28 pm | SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM はコメントを受け付けていません