217月
先日、唐突に「パソコン通信」のことを思い出しました。
インターネット普及後の世代の方々は未経験だと思いますが、主に電話回線を
使って、文字をやり取りするものが存在しました。
ニフティサーブとか、「PC-VAN」などが有名でしたね。
私もニフティはよくやっていて、FGALとかFSHARP、FCGAMEMあたりを
よく眺めていましたね。
フリーソフトを作り始めたのも、そうしたパソコン通信がきっかけでしたし。
最初は300bps(300kじゃありません)のモデルで、それはもう遅かったです。
その後、「2400bps MNP5」のモデムを買ったときは、とてもうれしかったのを
思い出します。
上記のような大手とは別に、「草の根BBS」というのもありました。
どれも電話1回線だったり、夜だけ通信に使ったりするものでしたが、
それでも掲示板などでのコミュニケーションが楽しかったのを思い出します。
通信ソフトはWTERMを使ってたなぁ。
あの当時、回線の遅さなどから、少しでも小さくして送りたくて生まれた
LZHなどが今でも使われているのは、すごいなぁと思います。
まぁ、ISHとかNAPLPSあたりは、さすがにもう見かけませんけどね。
JPEGやMP3などは、まだまだ当時のパソコンでは処理しきれませんでしたが、
ぼちぼちと基礎を固め始めていた時代です。
その後、インターネットの黎明期もまだまだモデムは続いていましたね。
テレホーダイなども懐かしい時代です。
パケホーダイあたりも将来は「そんな時代があったなぁ」という時が来るのかも。
別にオチも何もない話になってしまいましたが、あの頃はあの頃の楽しさが
あったなぁと、懐かしく思い出したのでありました。
097月
Apple謹製のWebブラウザ「Safari」が4.0.2にバージョンアップしています。
今回はWebkitの脆弱性2件が改善されているとのこと。
また、Nitro JavaScriptエンジンも安定性が向上しているそうです。
Webブラウザはどんどん高機能になっていきましたから、維持していくのも
さぞ大変でしょう。
最近こそ、スピードアップが中心になってきているところがありますが、
これもまた地道な作業が必要でしょうし。
そんな競争が公正におこなわれるようになったのは、とてもうれしいことですね。
一時はIEの独占状態になって、どうなることやら、と思ったものですが。
SafariはWindows版もあるわけですが、これを活かした戦略って、
ある意味、まだ発動していない感じもあります。
このあたりで、何か新しい展開があったら、面白いかも。
Windows版といえば、Xcode、というか、iPhoneの開発環境もWindows対応
したら、開発層がぐぐーんと広がるでしょうね。
難しい部分もあるかもしれませんが、実現して欲しいものではあります。
126月
このところ、PC用のWebブラウザには、もっぱら「Google Chrome」、
それもDev版を愛用しているのですが、先日バージョンアップされたら、
オプションなどを変更しようとすると、ハングするようになってしまいました。
すぐに修正バージョンが出そうではありますが、こういう時に、一つ前の
バージョンに戻したいことが結構あります。
基本的には、一旦、アンインストールして、再インストールすることに
なるようですが、それも面倒ですよねぇ。
Chromeの場合、前のバージョンがインストールフォルダに残されていることが
結構あります。
これを戻せば良いわけですが、私が知る限り、コマンドなどを使って
戻す方法は用意されていないようです。
で、色々調べてみると、レジストリの設定を変更すれば、保存されている
以前のバージョンに戻すことができるようです。
場所は、HKEY_USERSの中に「Google\Update\Client」というのがありまして、
その中を検索すると、「PV」という項目があります。
ここに現在の起動バージョンが書かれているので、これを戻したい
バージョン番号に変更すれば、以前のバージョンで起動するようになりました。
かなり場所が深いですので、最新のバージョン番号で検索するのが
一番楽だと思います。
ただ、レジストリを変更するので、実施時には十分注意してくださいね。
また、「Google Chrome Channel Changer」を変更しておかないと、
再び自動的に新しいバージョンに更新されてしまうので、気をつけてください。
ちなみに、一時期、自動更新がうまくいかなくなっていたのですが、
これは「Google Software Updater」というサービスが止まっていたのが原因でした。
相変わらず不安定で、時々停止してしまうのですが、これは何故なのかなぁ?
普通に使う上ではStableあるいはBetaで使うべきかとは思いますが、
Devで最新のChromeを体感されたい方には、バージョン戻しは結構
有効なのではないかと思います。
096月
Apple謹製のWebブラウザ「Safari」ですが、だいぶ前から4のベータ版が
出ていましたが、WWDCに合わせて、正式版になりました。
まず、驚いたのは、タブの位置がこれまでの「Safari 3」と同じ位置に戻った(?)
点ですね。
βの時は最上段に出てたんですが、あれは評判が良くなかったのかな?
動作はかなり軽快になっていて、表示も滑らかになった感じです。
「Top Sites」という、良く見るページをサムネイル表示してくれる機能が
追加されたのですが、これもベータ版から比べると、ずいぶん軽快に
動作するようになった気がします。
気になるメモリ消費ですが、Mac版は以前とほとんど変わらないかと。
Windows版のほうは減ったかな?と思われますが、それでも1タブで
200MBくらい消費してます。
Google Chromeだと、3タブくらい開いても70MB程度ですから、スペックが
厳しいPCだと、Chromeのほうが有利かも。
あとは安定性ですが、とりあえず今のところは良い感じです。
プラグインなどの対応具合もあるので、入れてる方はプラグインの
アップデートも要チェックかもしれません。
225月
うちのPCではすっかりメインブラウザになった「Google Chrome」が
正式版も2.0にアップデートしました。
機能面ではフォームのオートフィルができるようになったり、フルスクリーン
モードが追加されています。
あと、新規タブで「よくアクセスするページ」が表示されるのですが、
ここに表示したくないサムネイルを削除できるようになっています。
機能だけでいうと、そんなに変わらない印象ですが、なによりスピードが
速くなっているんですよね。
このブラウザを使っていると、IE7などは遅くてイライラしちゃうくらいです。
また、メモリ消費も非常に少なくて、しかも長時間使っていてもメモリが
増えていかないんですよね。
できればMac版も早く登場させて欲しいところですが、レンダリングエンジンは
Webkitですし、Safariには不満はないので、まぁ良いかなぁ。
まだシェアは、うちのブログで2.5%ほどと少ないですが、なかなか良い仕上がり
だと思うので、Windowsの方はぜひお試しあれ。
044月
あんまりネタがないので、うちのブログにいらっしゃる方のWebブラウザを
分析してみました。
以前も2007年にやってるんですが、それからどう変わったのかも見たいなぁと
思っていたんですよね。
1位 Safari 52.4%
2位 Firefox 25.8%
3位 IE 9.2%
4位 Chrome 4.2%
5位 Sleipnir 2.3%
6位 Safari Mobile 1.9%
Macネタが少ないながらも、Macユーザーさんに多数、おいでいただいているというのも
あって、相変わらずSafariが強いです。
とはいえ、前回から比べると、FireFoxの増加が目立ちます。
IEはかなり激減していまして、それがChromeやSleipnirに流れている感じですね。
Safari MobileはiPhoneでのアクセスで、これは以前では考えられなかったことです。
うちもiPhoneに合わせたサイト表示をしたほうが良いのかもなぁ。
ちなみに、前回(2007年8月)のシェアは、以下のような感じでした。
1位 Safari 56.9%
2位 Firefox 23.2%
3位 IE 15.3%
4位 Opera 1.9%
5位 Netscape 1.3%
私はMacでは相変わらずSafari、WindowsはIEをやめてGoogle Chromeを使っています。
今後もWebブラウザはどんどん革新されていきそうですし、シェアも変化していくのかも
しれません。