• 125月

    通院の帰り道に偶然(?)、カメラ店があったので、寄ってみました。
    以前持っていたOLYMPUS Auto Eyeの革ケース付きのものや、CONTAX G1
    などがありましたが、個人的に一番気になったのは、タイトルの通り、
    Nikkor 300mmの単焦点レンズです。

    少し古いものですから、AFではなく、Ai化初期の「Nikkor ED 300mm F4.5」です。
    レンズ自体はとてもきれいで、大事に使われていたみたいです。
    当時は20万円近いレンズだったそうですが、売価は1万円を切っていました。

    現行の300mm F4と比べるのは酷かもしれませんが、このお値段なら、
    きっとお買い得ですよね。


    ニコン Ai AF-S ニッコールED 300mm F4D(IF) ライトグレー【納期要確認】

    まぁ、私はあまり望遠を使う機会がないので見送りましたが、今はMFレンズは
    それほど人気がないのかなぁ。
    使うカメラも、デジタル一眼だと、D300やD700などでしか露出計が連動しない
    からかもしれませんね。

    Filed under: Photo
    2009/05/12 6:21 pm | 300mm単焦点が安かった はコメントを受け付けていません
  • 115月

    なんだか、ずいぶん出遅れた感がありますが、ようやくニコンの
    デジタル一眼「Nikon D5000」を店頭で触ってきました。

    B0026IAL2Q Nikon デジタル一眼レフカメラ D5000 レンズキット D5000LK
    ニコン 2009-05-01

    by G-Tools

    ゴールデンウィークもあったりで、近くのカメラ店の店頭になかなか
    並ばなかったんですよね。

    で、まず感じたのは、程良いコンパクトなボディだなぁという点です。
    感覚的に、デジタル時代の「Nikon EM」といった印象を受けました。

    単に機能を絞ったモデルというのではなく、このクラスらしさをしっかり
    盛り込んだ機種に仕上がっていると思います。

    ボディはなかなかコンパクトで、まさに「Nikon EM」のように、サブ機として
    使うのも良さそうですし、もちろん、入門機としても機能がわかりやすく、
    操作性が良い印象です。

    質感も、高級とはいえませんが、少し喩えが古いですが、D70に似た
    質感で、そんなに安っぽくないのが好印象でした。

    また、最近の機種で、いつも気になるのが、ライブビューや動画モードへの
    切り替えがわかりづらいモデルが多いことなんですよね。

    コンパクトデジカメからの移行という方が使う機会も多いでしょうし、カタログ上では
    かなりメインで扱ってる「売り」の機能ですから、ボタンやダイヤルひとつで
    入れるのが望ましいと思います。

    その点、D5000はライブビューもボタン一つですし、ボタンのアイコンも
    わかりやすいと感じました。

    ただ、録画に関しては、ライブビューから「OK」ボタンを押すと録画開始で、
    これはちょっといただけません。
    フォーカスも事前に合わせる必要がありますし、正直、おまけ機能のような
    位置づけになりそうですねぇ。

    また、静止画でも同様ですが、ライブビュー時のAFはコントラストAFに
    なるせいもあって、かなり遅い感じです。
    精度自体は問題無さそうなのですが、やはりもうちょっとスピードアップが
    望まれるところです。

    その点を除けば、ライブビュー自体は可動式の液晶のおかげもあって、
    かなり快適です。

    これまで、他の機種では意識しませんでしたが、露出も液晶で確認できるので、
    その点は光学ファインダーにはない良さだと思いました。
    やや中央重点測光的な印象がありましたが、撮ってから「やっぱり露出補正
    したほうが良いなぁ」という場面が、かなり減る気がします。

    全般的にスチルカメラとしての完成度は、なかなか高いという印象を受けました。
    それだけに、動画の位置づけを、もう少ししっかりさせてほしいところです。
    まぁ、これは最近の動画対応の一眼全般にいえることではあるので、
    今後の進化に期待すべきなのでしょうけれど。

    動画に過剰な期待をしないのであれば、コンパクトデジカメからの移行や
    うちのD300のようにちょっと携帯性に欠けるモデルのサブ機として、十分に
    オススメできる機種に仕上がっていると感じました。

    Filed under: DigitalPhoto
    2009/05/11 3:24 pm | Nikon D5000を触ってきました はコメントを受け付けていません
  • 105月

    近所のカメラ店の中古コーナーに、ハッセルブラッドがわりと安めの
    お値段で置いてありました。


    【送料無料!】《中古美品》HASSELBLAD 503CXi +CF80mm F2.8 +A12

    カメラ本体は最近、結構安くなっていますが、レンズが付いて、10万円台
    後半に入ったところというのは、なかなか安いほうです。

    以前はハッセルには全く興味がなかったのですが、このところ、急に興味が
    湧いてきています。
    カメラマニアな私としては珍しいことに、機会としてのカメラの魅力に
    惹かれたわけではなく、ハッセルで撮られた写真に惹かれてるんですよね。

    以前はそれほど感じなかったのだから、おそらく撮られている方の腕の
    影響のほうが大きい気もするのですけれど、自分でも少しは近い写真が
    撮れやしないかなぁと思ってしまう、浅はかさ。(苦笑)

    とはいえ、おいそれと手が出るものではないので、一生のうちにゲット
    できたら良いなぁという、憧れの存在ですね。
    先日のローライもあることだし、本でも読んで夢見て過ごそうかなぁ。

    4022721510 アサヒカメラニューフェース診断室―ハッセルブラッド・ローライの名機たち (Asahi original)
    朝日新聞社 2002-01

    by G-Tools

    Filed under: FilmPhoto
    2009/05/10 8:21 pm | 憧れのハッセルブラッド はコメントを受け付けていません
  • 095月

    先日、カメラのナニワさんで見つけたコンパクト「Rollei 35T」が
    今日、届きました。

    Rollei 35T
    Rollei 35T posted by (C)MacBS

    届かないだろうなぁと思っていたのですが、ちゃんと届いたので、
    とてもうれしい誤算でした。
    まぁ、その後、中古売り場はネット上から消えてしまいましたが。(^^;

    ジャンクということだったのですが、ケースやレンズキャップも付いていて、
    これだけでも十分です。
    さらに、動作のほうも露出計以外は全く問題ありません。

    露出計も接触不良が多いらしいので、開ければ良くなる可能性も
    高い気がします。
    とりあえず、露出計は動かなくてもメカニカルですから、問題ありませんので、
    のんびり治そうかなぁと思っていますが。

    シンガポールでの生産になってからのモデルですが、作りは非常に
    良いですね。
    テッサーもきれいですし、ファインダーの見えも素晴らしいです。

    これで距離計が付いていればなぁ。
    いざとなったら、距離計も持ってるので、問題ないのですけど。

    これだけ凝った質感の商品って、今の時代にはもう作れないかもしれませんね。
    当時の時間の流れとは違うので、仕方ないのでしょうが、少しだけでも
    見習ってほしいなぁと思うことも多いです。

    これで我が家のローライは3台になりました。
    定番の二眼レフは何故か持ってないんですけどね。

    このカメラも手が届くとは思っていなかったので、とてもうれしいです。
    触って楽しんだら、フィルムを詰めて、楽しく撮り歩いてみたいと思っています。


    シンガポール製カメラ ローライ 35 Rollei 35

    Filed under: OurCamera
    2009/05/09 8:41 pm | 2 Comments
  • 095月

    少し前から出ているのは知っていた「家電名機カタログ」という本を見てきました。

    4883809390 家電名機カタログ―古今東西の傑作家電を完全網羅 (100%ムックシリーズ)
    晋遊舎 2009-04

    by G-Tools

    主に過去の名機と言われた家電製品がいっぱい載っていて、懐かしい
    記憶が蘇ります。
    カメラ関連では、持っている機種も結構ありました。

    そんな中、載っていたわけではないのですが、持っていたビデオデッキのことが
    何故か懐かしく思い出されました。

    まだS-VHSが出る前でしたが、Nationalの「NV-1000HD」は、ほんとに良く
    動いてくれました。
    ジョグシャトルが使いやすかったし、画質も当時としては良かったですからね。

    その後、MITSUBISHIの「HV-V7000」も併用していました。

    これはとにかく豪華なヘッドで、修理にきた三菱のエンジニアの方も
    「もうこんな豪華なものは作れないので、大事に使ってくださいね」と
    おっしゃっていたのを思い出します。

    もちろん、βも使っていて、こちらは「Hi-Band β」の「SL-HF705」でした。
    音も良かったので、DATが出る前は長時間のエアチェックに使っていたことも
    ありましたね。

    もうどれもなくなってしまいましたが、どれも懐かしいです。
    今よりもアナログな感覚が残っていたから、楽しかったのかもしれません。

    本の内容からは逸れてしまいましたが、ほかにもウォークマンなど、
    懐かしい機器がいっぱいなので、思い出や憧れを思い返すのにも楽しい
    一冊だと思います。

    Filed under: Electronics
    2009/05/09 5:48 pm | 家電名機カタログ はコメントを受け付けていません
  • 075月

    新聞で、警察で使われているカメラも、フィルムからデジタルへ移行する
    というニュースを見ました。
    http://www.asahi.com/national/update/0505/TKY200905050160.html

    これまでは改変の問題もあって、裁判所に提出される写真はフィルムで
    撮ったものだけしか、認められなかったんだとか。

    まぁ、フィルムだと改変もほとんど不可能ですものね。
    デジタルでも、ニコンの「画像真正性検証ソフトウェア」などの取り組みは
    少し前から実施されていましたが。

    しかし、フィルムの一眼レフの現行機種が減って、高いモデルしかなくなった
    こともあり、デジタルへの移行が本格的になるようです。

    確かに選択肢がもはやほとんどないに等しいですからねぇ。
    今のカメラに慣れた世代にMFなFM10も苦しいでしょうし。


    【送料無料】ニコン FM10+35-70レンズセット

    で、新しいシステムでは、ライトワンスなメディアと、そのメディアしか
    受け付けないデジタル一眼との組み合わせになるそうです。
    でも、そのメディアにカメラ以外から書き込みをしたら、意味がない気も…。
    まぁ、記事よりも、もう少し複雑な仕組が用意されているんでしょう。

    ただ、ライトワンスのメディアが高いようで、フィルムの数倍だとか。
    うーん、そこまでコストを掛けるなら、専用のフィルムカメラを生産してもらったほうが
    良い気もしますけどねぇ。

    こうした業務用のニーズも減ってしまうと、ますますフィルムの生産が
    危うくなりそうで、心配です。
    なんとか残していける方法を模索していく必要がありそうです。

    Filed under: FilmPhoto
    2009/05/07 7:07 pm | 鑑識もデジカメに はコメントを受け付けていません