• 175月

    カメラ店に立ち寄ったら、以前からジャンクコーナーにあったキヤノンの
    コンパクトカメラ「Autoboy Prisma DATE」が、ワンコイン価格に下がっていたので、
    ゲットしてきました。

    Autoboy Prisma
    Autoboy Prisma posted by (C)MacBS

    以前ゲットした「TELE 6」と同じ時期のカメラですが、こちらは単焦点で、
    特徴的なのは、ウエストレベルファインダーを装備している点です。

    それもなかなか凝った構造らしく、プラスティックながら、ダハプリズムを
    使ってあるそうです。

    ほかにも本体一体型のリモコンも付いているなど、かなり実験的なモデルと
    いえるかもしれませんね。

    ただ、これも「TELE 6」と同じですが、フラッシュ非発光ができなかったり、
    フィルムの途中巻き戻しができないなど、中途半端なところもあります。
    でも、1988年の発売なわけですから、それも仕方ないことですよね。

    ほかにも京セラのT-Scopeが同じようなファインダーでしたが、デジタルに
    なった今は、ウエストレベルのものって、少ないですね。
    私が知る限りでは、ローライミニデジくらいかなぁ。


    ローライフレックス  ミニデジ 黒 300万画素 【アサノカメラ】

    コンパクトデジカメの場合、液晶が背面にあることが多いわけですから、
    光学ファインダーを付けるなら、いっそのこと、ウエストレベルにしたほうが
    用途ごとの使い分けができて良さそうな気がします。

    Filed under: Music
    2009/05/17 10:45 pm | Canon Autoboy Prisma DATE はコメントを受け付けていません
  • 155月

    いろいろと高級コンパクトが出てきていますが、それでもまだ一流の
    人気を誇る「GR DIGITAL」ですが、オプショングッズによるカスタム本が
    登場するようで。

    4798119903 GR DIGITAL カスタムブック クラシックカメラへと続くドレスアップの誘い
    和田 高広
    翔泳社 2009-06-09

    by G-Tools

    GR DIGITALにフードやファインダーを装着して、ドレスアップを図る
    一冊になっています。
    見かけもそうですが、写りのためにも良い影響がありますし、何より
    撮る気持ちが高まりますよね。

    ほかのデジカメも一部取り上げてあるようなので、GRユーザーでなくとも
    要チェックかも。

    私もGRは良いなぁと思いつつも、いまだにゲットしていません。
    私の場合、サブはできればフィルムにしたいからかも。


    ★リコー GR DIGITAL II

    とはいえ、ファインダーは28mmのものあたりを欲しい気もします。
    純正品だと珍しくないので、ニコンあたりが良いかもしれません。


    ★ニコン NH-VF28 外付けファインダー

    Filed under: DigitalPhoto
    2009/05/15 10:11 pm | GR DIGITAL カスタムブック はコメントを受け付けていません
  • 155月

    発売が待たれているオリンパスのマイクロフォーサーズですが、
    ちょっとフライング気味に、役員の方が「PENのフィロソフィーを持ったカメラ」
    として紹介したそうで。

    PENの名前を挙げると、一部の古くからのファンは喜ぶかと思いますが、
    ペンをご存じない方のほうが多いかもしれませんね。

    「OLYMPUS PEN」はフィルム時代のコンパクトカメラで、普通の35mmカメラの
    半分の面積で撮る、いわゆるハーフカメラです。

    ペンの歴史に関しては、オリンパスのページに詳しく解説されています。
    http://www.olympus.co.jp/jp/corc/history/camera/pen.cfm

    初期の機種はビューファインダーの目測ですが、マイクロフォーサーズの
    印象に近いのは、一眼タイプの「PEN F」シリーズかもしれません。


    【送料無料!】《中古良品》OLYMPUS PEN FT

    で、「フィロソフィー」ですが、語源からいくと「知恵を愛すること」という
    意味だそうです。

    ペンの知恵の根源といえば、ペンシリーズやOMシリーズの開発者である
    米谷さんと言っても過言ではないでしょう。

    ペンが生まれた理由は「作るならライカと併用できるカメラを!」といった考えが
    ベースにあったと思います。

    また、そのユニークな発想は「8割が賛同する発想には新しさがない。
    2割の人たちの支持があるうちに実行」というポリシーから生まれたのだとか。

    「オリンパス・ペン」の挑戦 (クラシックカメラ選書) 「オリンパス・ペン」の挑戦 (クラシックカメラ選書)
    米谷 美久

    by G-Tools

    そういう意味からすると、今度出るマイクロフォーサーズはデジタル一眼との
    共存を前提とした、新しいスタイルのカメラになるのでしょうか。

    PENを持ち出したからには、それに匹敵するヒットにつながってほしいなぁと
    思っています。

    Filed under: Photo
    2009/05/15 5:37 pm | PENのフィロソフィー はコメントを受け付けていません
  • 145月

    カメラ店の中古コーナーに、CONTAXのレンズがいくつか入荷していました。

    眼を惹いたのは、まずは「Distagon 21mm F2.8」です。
    お値段は優に10万円を超えていますから、おいそれと手が出るものでは
    ありませんけどね。

    その点、お買い得だったのは「Distagon 35mm F1.4」です。


    【送料無料!】《中古美品》CONTAX Distagon T*35mm F1.4 MM

    こちらは10万円をかなり切っていて、明るさを考えると良さそうです。
    ほかにもPlanar 85mm F1.4もありましたが、レアさからいっても、
    ゲットするならDistagonかなぁ。

    といいつつも、どちらも手は届きません。
    基本的にフィルムでしか使えないレンズですが、これだけの価格を今でも
    維持してるのは、さすがCarl Zeissだなぁと感じました。

    そういえば、ジャンクコーナーには、「ZUIKO 28mm F2.8」もありました。
    こちらも見送りましたけど、お値段的にはずいぶんお手頃に感じました。
    まぁ、Carl Zeissと比べれば、ですけれど。

    Filed under: FilmPhoto
    2009/05/14 5:31 pm | Distagonがありました はコメントを受け付けていません
  • 135月

    先日届いたローライ35が、このところ、お気に入りなカメラなのですが、
    そうなってくると、色々とアクセサリも欲しくなったりします。


    シンガポール製カメラ ローライ 35 Rollei 35

    ケースとレンズキャップは幸い、付属していたのですが、ストラップが
    ありません。
    ちょっと特殊なコネクタになっているので、三脚穴に付けるタイプの
    手持ちのものを使おうかなぁ。


    リストストラップUN/ユーエヌ UN-5801

    あと、レンズフードも欲しいところです。
    こちらも純正は高いし、品薄ですから、普通に24mmのラバーフードで
    実用上は十分でしょう。

    撮影用品UN-5124 ラバ-フ-ド 24.0S

    最大のアクセサリ、といいますか、こちらが本命ともいえるフィルムは
    まずは試し撮りなので、手持ちの「Superia 400」を詰めました。


    フジ SUPERIA Venus (スペリアヴィーナス) 400 36枚撮 単品【PC家電_040P2】

    でも、ちょっとお値段が高くなったんですね。
    私が入れたのは期限がだいぶ切れた在庫品ですが。

    これがうまく撮れたら、次はローライのフィルムも良いかも。


    【在庫確保!即納可能です!】ローライ モノクロフィルム 35mmRETRO100 135トライアルセット[1…

    また、距離計がないので、これも念のために持っておくほうが安心ですね。
    うちには以前ゲットしたレトロなものがありますが、超音波式の廉価なものでも
    十分だと思います。

    B0002ZLCNC A&D デジタル距離計 AD-5750
    エー・アンド・デイ

    by G-Tools

    昨日も書きましたが、絵を描くには筆と絵の具だけで十分ではありますが、
    こうやっていろんな道具とふれ合う時間も楽しいものです。

    Filed under: FilmPhoto
    2009/05/13 9:47 pm | ローライ35のアクセサリ はコメントを受け付けていません
  • 125月

    これだけデジタルが全盛の時代になっていますが、それでもまだまだ
    フィルムで撮る自分を、客観的にみると、「何故だろう?」と思うことがあります。

    もちろん、フィルム絶対主義者なわけではなく、撮る枚数でいえば、
    あきらかにデジタルのほうが多いんですけれど、フィルムで撮るほうが
    これまた明らかに楽しいのです。

    自分では「ただのカメラ好きだろう」と思っていたのですが、無論、そういう部分は
    確かに存在するのですが、どうやらそれだけではないようです。

    ほかの銀塩好きな方のブログを拝見していても、一様におっしゃっていらっしゃるのは
    「フィルムのほうが撮るのが楽しい」ということ。
    言い換えれば、頭の中の「喜ぶ場所」が違う感じなんですよね。

    これもまた色んなサイトさまからの受け売りですが、気分としては、
    「絵を描くような感じ」なんですよね。
    はたまた、「楽器を弾くような感覚」なのです。

    私に限っていえば、絵画の才能は全くないわけで、そんな私が絵を描くことへ
    あこがれて、銀塩写真を撮っているのかもしれません。

    カメラへの憧れも、筆や万年筆へのあこがれと似ているのではないでしょうか。
    ですから、必ずしもデジタル製品の「それ」とは、微妙に異なってくるのでしょう。
    必ずしも道具ありき、ではなく、良い道具があれば、なお楽し、というわけです。


    機械式シャッターで電池切れの心配が無いので安心できます。ハッセルブラッド500C/M (後期モデ…

    もちろん、気軽なスケッチでも、絵画には違いないんですよね。
    そのあたりの「分け隔てのなさ」も、どうやら私にとって、フィルムの魅力のひとつに
    なっているようです。


    シンガポール製カメラ ローライ 35 Rollei 35

    「じゃあ、デジタルは絵画とは違うのか?」と問われると、微妙なところ
    なのですが、ひとつには私の本業が「画像処理」だから、というのも影響
    しているのかもしれません。

    画像処理工学 (メカトロニクス教科書シリーズ) 画像処理工学 (メカトロニクス教科書シリーズ)
    末松 良一

    by G-Tools

    どうしてもデジタルを扱うと、「イコール仕事」という感覚に襲われるのかも。
    技術と理論で塗り固められた壁を抜け出せなくなってしまうのでしょう。

    かくいう理由で、今後も私はフィルムで写真を描き続けていくことに
    なりそうです。

    Filed under: FilmPhoto
    2009/05/12 10:57 pm | 2 Comments