135月
流れの早いデジカメ市場は今のところ、ソニーのミラーレスNEXで
大騒ぎしていますが、ちょっと前の話題の中心だったペンタックスの
中判デジタル「PENTAX 645D」の発売がすこし延期されたようで。
もちろん、NEXと市場がカブるような商品ではないですから、NEXの
影響などではなく、予約が殺到したことが原因とされています。
ただ、それだけなら、これだけギリギリになっての延期は不要のような
気もしますけどね。
6/11に延期みたいですから、あくまで推測でしかありませんが、
ファームウェアの見直しでも入ったのかもしれません。
お値段はかなりのもので、気軽に手が届くような製品ではありませんが、
こういう憧れを感じる機種が登場するのは素直に良いなぁと思います。
デジタルのハイエンドユースではNikonとCanonがこれまで二強を誇って
きたわけですが、マイクロフォーサーズやNEX、GXR、そして
ペンタックスのこの機種のように、各社、変化球(?)勝負をしてきました。
これからはそれらのプラットフォームがそれぞれの持ち味を活かして
新たな土壌で競っていくのでしょうね。
フィルム時代も35mmのAF一眼レフが過剰なスペック競争に飽きられ、
レンジファインダーや中判が再注目された時期がありましたが、
今がまさにそのタイミングなのかも。
ただ、個人的にはハードウェアとしてのカメラが大好きではあるのですが。
結局、大切なのは思い出や心に残る写真ですからね。
その「原点」は忘れないようにしたいなぁとも思う今日この頃なので
ありました。
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125月
先日のLC-Aに続き、シグマの銀塩一眼レフ「SA-7」のネガを
スキャンしてみました。
たしか、みんぽすさんからレンズとSD14をお借りした際に銀塩でも
試してみようとフィルムを詰めたものですね。
今頃になって仕上がってきたという次第です。
デジタルとは違うので、どれがどのレンズで撮ったのか、さっぱり
忘れてしまったのですが、明らかに「これは50mm F1.4で撮ったな」
と思う写真が結構ありました。
あいにくポートレートなので掲載できませんけど、やっぱりこのレンズは
銀塩でも素晴らしいですね。
SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM / ニコン用
ほかの写真はどうやら手持ちの28mm F1.8が多い感じです。
このレンズも古いけれど好きなレンズです。
巷ではミラーレスが真っ盛りですが、ここらでFOVEONも良いかなぁ。
SD15の発売も待望久しいところですが、持ち運びやすいDP1やDP2も
良いかもしれませんね。
といいつつ、ここしばらくはフィルムでのエントリーが多くなりそうです。
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125月
様々な画調変換ができるRed GiantのPhotoshop用プラグイン
「Magic Bullet PhotoLooks」が面白そうだったので、体験版を
試してみました。
PhotoshopはCS5を使いましたが、ほかのプラグインと同様、これも
やっぱり64bitからは使えませんでした。
ですので、Photoshopを32bitで起動する必要があります。
また、インストーラーもCS5に対応していないので、CS4にインストール
されます。
CS5で使う場合は自分でCS5のプラグインフォルダにコピーする必要が
ありました。
使い方はちょっと独特で、右側のアイコンで並んでいるLooksという
エフェクトのパーツから好みのものをチョイスし、下のエリアに並べ、
個々にパラメータを設定するイメージです。
パラメータの操作も数値指定はできますが、マウスの左右ドラッグで
調整する感じで、スライドバーなどが出ないので、慣れるまでは
ややわかりにくい部分もあります。
簡単に使うなら、左側のプリセットだけでもかなり楽しめますけどね。
ただ、エフェクト自体はかなり多彩で、デジタルの固い写真を
フィルムっぽく加工したり、変デジ感覚で遊べて楽しいです。
下の写真はLC-Aの写真に適用した例で、上が適用前、下が適用後です。
最近のデジカメはアートフィルター搭載の機種も多いですが、
このソフトがあれば、それ以上のバリエーションも楽しめるかも。
ティルトシフトもどきの加工などもあるようですし、かなり面白い
プラグインだと思います。
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115月
先日、アメリカで公開されたPhotoshop CS5の体験版を試しましたが、
やっと日本語の体験版も公開されたので、そちらに切り替えました。
なお、ダウンロードには、Adobe IDが必要となります。
英語版に上書きしてインストールしたのですが、起動してみると
以前のまま、英語で起動しちゃいました。
どうやら、環境設定でUI言語を日本語に切り替えた後、一旦終了して
再び立ち上げないとダメなようです。
このあたりもほかのMac用アプリと同様に、OSの言語環境に合わせて
くれるとうれしいんですけどねぇ。
Flashの問題もそうですけど、独自の路線を行き過ぎるのがAdobeの
欠点かも。
これで起動したら、日本語になっただけで、あとは英語版と同じです。
ついでにプラグインもCS4から場所を移し変えてみました。
しかし、予想通り、64bitでは古いプラグインは使えませんでした。
32bitにするか、プラグインが64bitに対応するのを待つことになりますねぇ。
うちのiMacだと64bitにするメリットはあまりないので、32bitで
使うべきなのかもしれません。
また、フィルムスキャンした写真のゴミ取りをCS5でやってみたんですが、
コンテンツに応じた修正ブラシが、めちゃめちゃ便利でした。
フィルムスキャンのゴミ取りに苦労されてた方なら、これだけでも
CS5にする価値があるかもしれませんね。
とりあえず今月中は試せそうなので、色々と実験してみようと思います。
115月
まとめて頼んでいたネガが仕上がってきたので、気になっていた
トイカメラの王様「LC-A」を真っ先にスキャンしてみました。
いやぁ、もう期待通りの感じになってますね。
DNP 400って発色が地味なほうなんですけど、アンダーに撮れることも
あってか、LC-Aらしい雰囲気になってくれました。
ちょっと暗いシーンだと、周辺減光というか、ケラレに近いトンネル効果も
ちゃんと確認できました。
でも単にトイカメラなだけじゃなく、描写力もしっかりあるんですよね。
そのあたりがこのカメラの人気の理由かも。
うちのはウィーンバージョンのようですが、それも良さにつながって
いるのかもしれませんね。
正直、一度撮ったら使わないかと思っていましたが、これならまた
LC-Aに似合うフィルムで撮ってみたいと思わせる仕上がりでした。
もはやトイカメラの代名詞ともなったLOMO LC-Aのウィーンバージョン。LOMO(ロモ) LC-A ロモ蔵ト…
115月
SONYのNEX発表と重なって影が薄くなった感もありますが、キヤノンから
初の裏面照射CMOS採用のコンパクト「IXY 30S」が発表されたようで。
DIGICと合わせて「HS SYSTEM」という呼び方をするようですが、まぁ名称は
どうでも良いですけどね。
おそらく他社で採用されてる素子と基本的に同じだと思われますが、画素数は
1000万画素と欲張っていないのは良いかも。
また、もうひとつの特徴がPowerShot S90でも人気が高かった「明るいレンズ」の
採用かと。
広角28mmでF2.0となっていますが、望遠端の105mmではF5.3になります。
10Sは広角が24mmからですし、セールスポイントとしては良いのでしょうけど、
実用上はどれだけ効果があるのかなぁ?
ただ、キヤノンがちょっとクセのある裏面照射CMOSをどう料理したのかは
ちょっと気になります。
裏面照射CMOSも第二世代に入ってきましたし、各社の差別化も今後
広がってくるかもしれませんね。
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