156月
画像を縮小する時はMacFeelingさんのフリーソフト「Squeeze」を愛用させていただいてるんですが、このソフトのExifから日付を除去する機能は私がリクエストして付けていただいたんですよね。
ただ、縮小は不要で、単純に日付だけExifから除去したいことも結構あるんです。
そこで、AppleScriptで作ってみました。
といってもアップルスクリプトだけでは実現できませんから、これまたフリーのコマンドラインツール「ExifTool」を使わせてもらいます。
ExifToolをインストール後、Finderで日付を除去したいJPEGファイルを選択後、以下のスクリプトを実行すると、Exifから日付が取り除かれます。
tell application "Finder"
repeat with thisF in (selection as list)
set fname to quoted form of POSIX path of (thisF as text)
set exifcmd to "exiftool -overwrite_original -DateTimeOriginal=\"0000:00:00 00:00:00\" -CreateDate=\"\" -ModifyDate=\"\" -geotag= -iptc:all= " & fname
do shell script exifcmd
end repeat
end tell
なお、WordPressの関係で、ダブルコーテーションが全角になってしまう場合があるので、そこは個別に修正していただけると助かります。
また、一応、複数ファイルの選択にも対応してますが、ファイル種別を見たりとか、エイリアス判定などはやってないので、簡易的なものとお考えください。
もちろん、こんなScriptに頼らなくても、コマンドラインからExifToolを使いこなせば、日付の一括置換や一括ずらしなども簡単にできちゃいます。
多少慣れは必要かと思いますが、Exifを操作したい方には必携のツールだと思います。
106月
Magic Mouseをより快適にしてくれるMac用フリーソフト「MagicPrefs」が1.9.1にバージョンアップしています。
今回の修正項目は以下の通りだそうです。
・メモリ使用量の改善
・無効時、以前のトラッキングスピードに戻すようにした
・カメラ機能でのクラッシュとメモリリークの修正
・自動起動オプション無効時のバグ修正
・システム環境設定を開いている状態でインストールした際のバグ修正
いろいろ細かい設定ができるのですが、結局のところ、デフォルトに近い設定で使ってるんですけどね。
唯一変更してるのはマウスの移動スピードを速くしてあるだけです。
ところで、WWDCで「Magic Trackpad」が発表されるのでは?という噂がありましたが、その後どうなったのかな?
商標登録してあるという話もあったので、いずれ出てくる可能性は高い気もします。
正直、Magic Mouseの操作性なら、いっそのこと、マウスじゃなくてトラックパッドのほうがしっくり来る場面もありそうですし。
ただ、キーボードと大きめのトラックパッドが並ぶと結構場所を取りそうかも。
キーボードもソフトウェア式にして、トラックパッドと一体化しちゃったりしたら、面白いかもしれませんね。
なお、下で紹介してるELECOMのタッチパッドはMacだとうまく動作しないようなので、ご注意を。
076月
VAIO Zをみんぽすさんにお借りして2週間ほどが経過しまして、だいぶ手になじんできた感じです。
しかし、その性能はまだまだ全てを使いこなせていないかも。
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とりわけ、CPUパワーは素晴らしく、私の用途ならば持て余すほどのスペックです。
お借りしたマシンはCore i7 M620(2.67GHz)で、以前も紹介したCPU比較表によれば、Northwood換算値で8300というスコアを誇ります。
私のメインマシンであるiMacがCore 2 Duo 2.16GHzですから、5000程度です。
ML115 G5だと4300ですから、ほぼ倍のスペックですね。
HD動画を再生してもCPU使用率が数%程度というのにはちょっと驚かされました。
さらにメモリも8GB、そして512GBのSSDですから、これで不満だったら、使えるマシンはそうないでしょう。
それでいて、格段に軽量なのですから、技術の進化はすごいものです。
カスタマイズにより重量は異なってきますが、店頭モデルなら、MacBook Airと同じ1.36kgなのですから、それは軽いはずです。
ただし、良いことばかりともいえない部分があります。それは発熱です。
本体左側面にファンが付いていますが、高負荷になると、そこからの発熱はかなりのものです。
ドライヤー並みの熱風が吹き出してきますから、CPUパワー並みに驚かされます。
どのくらい発熱してるのか気になったので、CPU温度を計測してみました。
計測には「Core Temp」というフリーソフトを用いました。
なお、VAIO Zには負荷に応じてGPUを切り替える「DYNAMIC HYBRID GRAPHICS SYSTEM」が搭載されています。
まずはこれを「AUTO」にしての計測です。
定常状態では60℃程度ですが、RAW現像などの負荷がかかる状態にすると、90℃に近い温度になっています。
まだ夏場ではないですし、涼しい場所で駆動させているので、まだマージンがありますが、ちょっとこわくなるくらいの温度上昇ですね。
これを「STAMINA」モードにしますと、定常時は50℃弱、負荷がかかっても70℃台に軽減されます。
CPUの発熱もありますが、GPUの熱もあって、両方がフル活動すると排熱が処理しきれない面があるのかもしれません。
ただ、あくまでもお借りしたのは試作機ですので、実際の販売モデルではもう少し軽減されている可能性もあります。
ファンからの熱以外にも左の底面も負荷がかかれば、かなり熱くなりますし、膝の上での使用時はできればスタミナモードに切り替えておいたほうが無難かも。
性能も重要な要素ではありますが、あまり高い温度で動作させていると寿命にも影響する懸念もありますし、デスクなどで使用する場合もノート用のクーラーを併用したほうが良いかもしれません。
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Filed under: Mono Fellows
165月
オーディオ雑誌の老舗「Stereo」の7月号に、付録としてなんと!
スピーカーユニットが付いてくるんだそうで。
http://www.ongakunotomo.co.jp/kagutsu_news/k29.html
毎年、スピーカー工作号というのを出してるらしいのですが、
その企画をこの本を買うだけで実行に移せるというわけですね。
付いてくるのは自作スピーカーユニットの定番、FOSTEXの
6.5cmコーン形フルレンジ「P650」という特別品だそうです。
「ロクハン」といえば16cmフルレンジの愛称ですが、サイズは
小さいとはいえ、新たなロクハン伝説といえるかも。
なお、付録のユニットは完成品ではなく、簡単な組み立てが必要なようです。
このサイズなら、タイムドメイン的な作りで作ってみるのも面白いかも。
ECLIPSE TDがちょうど6.5cmのユニットを使用してるようですし。
Q0が0.75らしいから、どういう箱が似あうのかなぁ。
すっかりエンクロージャーの設計理論なんて忘れちゃいました。
Windowsなら、「SPED」というフリーソフトがあるようなので、
それを試すのも良いかも。
今月出るのはまだ6月号ですから、発売まで少し時間もありますし、
それまでにスピーカー設計のお勉強をやり直そうかな。
【納期情報:3月下旬予定】FOSTEX 8cmフルレンジ FE83En 納期4週間
055月
Magic Mouseの機能を拡張してくれるフリーソフト「MagicPrefs」が
1.9.0にアップデートしています。
今回の修正内容は大体、以下のような感じみたいです。
・重要なコアの最適化
・デバイス検出での矛盾を解決
・4つの新しいアクション
:Snap Picture, Tweet, Read Tweets, Google Reader
機能としてはアクションが追加されたのが大きいかな。
Twitter機能は面白いけど、全画面を占有されてしまいますし、機能的にも
まだかなり貧弱な印象ですねぇ。
ただ、スクリーンセーバー的な雰囲気は新しい感じですから、今後の進化に
期待というところかな。
バグ修正っぽい項目については特に体感する違いはないようです。
ただ、一度、気づかないうちにメニューアイコンが消えてしまって
いたような…。
もしかすると、別のバグが潜んでいる可能性もありそうです。
Magic Mouseのほうは、もうすっかり慣れてしまって、使い勝手も
上々です。
iMac付属のキーボードもだいぶ汚れてきましたし、キーボードも
いずれワイヤレスにしたいところです。
025月
拙作のフリーソフト「MuteCon」がMac Peopleに掲載されるという
ことだったので、本屋さんに行ってきました。
掲載の連絡をもらったので見本誌をお願いしてみたんですが、今はもう
見本誌送付はやってないんですね。
以前はWin系の雑誌も含め、結構頻繁に載せてもらってたので、見本誌だけで
雑誌は買わなくて良いくらいだったなぁ。
それもどうかとは思いますが、できれば見本誌は欲しいところではあります。
それはさておき、今回はDVD-ROMが付属していて、それにフリーソフトが
満載されています。
拙作のフリーソフトの紹介ページの最初のほうに載せてくれてました。
先日、バージョンアップしたというのもあって掲載してくれたんでしょうね。
また何か新しいものを作りたいなぁと思うのですが、なかなか…。
アイデアはいくつかあるんですけどねぇ。
また、同じ編集部さんからだと思うのですが、iPhone Peopleというのも
出てるようです。
というのも本屋さんにはなかったんですよねぇ。
Amazonでも配送が結構先になってるので、売り切れたのかもしれません。
連休明けにでもまたチェックしてこようかな。
ちなみに、MacPeopleのほうにもiPadの特集がしっかり掲載されていますので、
最近ちょっとMacな雑誌から遠ざかってた方もチェックされてみると
良いかもしれません。