111月
これまでメニューバー上の日付・時計表示はOS標準のものではなく、
フリーソフトの「KeroInMenu」を使ってきました。
ただ、このソフト、まだユニバーサルバイナリ対応しておらず、そこが
ちょっともったいないんですよねぇ。
機能的には、iTunesをコントロールできたり、CPU負荷をカエルの
アイコンで示してくれたり、天気予報を表示してくれたりと、便利
なんですけどね。
そこで偶然、「MagiCal」という海外のフリーソフトを見つけました。
こちらはほんとにシンプルな日付・時計の表示、それにカレンダーの
表示程度ですが、表示のフォーマットや形式などは色々とカスタマイズ
できるので、画面の解像度や好みで調整できて、良い感じです。
もちろん、このソフトはユニバーサルバイナリでも配布されてますし、
さらにはPPC、Intel個別のバージョンも提供されていて、ファイルサイズも
無駄なくて、なかなか良く配慮されていますね。
とりあえず、しばらくはMagiCalに置き換えて利用してみたいと思います。
091月
蔵書管理ソフトの「Books 3.0」がbeta6になって、iSightでのバーコード
読込みに対応したらしいので、早速試してみました。
ただ、最初にアプリのメニューなどを見てもバーコード読込みをするような
メニュー項目が見あたりません。
640 x 373 (65 kB)
それもそのはず、上のメイン画面のツールバーのところで右クリックして、
「Customize Toolbar」を押して、そこに出てきた「Open Camera」を
ツールバーに登録してあげなくちゃいけないのでした。(^^;
そこまでいったら、あとはわりと簡単です。
登録したい本を用意し、ツールバーなどから「New Book」を選びます。
すると、下の画面が開くはずです。
640 x 542 (62 kB)
ここでさきほどの「Open Camera」をクリックします。
そうすると、iSightのカメラのウィンドウが出てくるはずです
その画面の真ん中のバー状の部分に、本の背表紙にあるバーコードを
掲げてあげるだけです。
ちなみにバーコードが2つある本も多いと思いますが、どうやら上側が
認識対象みたいです。
認識されると、バーの色が緑になって、勝手にiSightの画面が閉じます。
そして、成功していれば、さきほどのNew Bookで開いた画面のISBNの欄に
正しいコードが入力されているはずです。
そこまでくれば、あとは「Quick Fill」を使って、Preferenceで設定したAmazon
からデータを自動的に取ってきて、下の通り、きれいに項目を埋めて
くれちゃいます。
640 x 542 (77 kB)
アプリ自体が日本語化されていなかったり、まだ未完成な部分も
ありますが、iSightの便利な活用方法として、なかなか良い使い方では
ないかと思います。
フリーソフトですし、今後の完成度アップが楽しみです。
081月
久々に拙作のフリーソフト「NowTunes」と「ResizePic」をアップデート
しました。
といっても修正はごくわずかで、起動時間を高速化しただけです。(^^;
二重起動チェックのロジックが良くなかったので、これまでだとたくさん
アプリを起動していたりすると、かなり待たされることがありましたので。
機能的な追加やMacへの移植などもやっていきたいなぁとは思って
いるのですが、なかなか気分が乗らなくて…。(^^;
まぁ、のんびりやっていこうかと思います。
071月
「第3のPCエミュレータ」と呼ぶべきかどうかはわかりませんが、
Mac上でPCはおろかWindowsそのものまでエミュレートしてくれる
「CrossOver Mac 6.0 RC 3」を試してみました。
まず、インストール時に「Mac OS XのDiscを入れてくれ」という
メッセージが出ました。
どうやら、X11に関連するファイルを必要とするようで、iMacに付属の
レストアディスクの1枚目を入れたら、無事にインストールは完了
しました。
で、とりあえずは自分で作ったフリーソフトを試してみようと、MBLaunchの
インストーラー版をダウンロードしてきました。
すると、インストーラーのexeファイルがちゃんとCrossOver Macに関連
づけられていて、ダブルクリックするだけで起動・実行できました。
インストールパスが「C:\Program Files\…」となっていて、何処に
インストールされるんだろうと、ちょっと不安でしたが、どうやら
CrossOver Macのアプリケーションアーカイブの中で管理されるようです。
で、肝心のMBLaunchですが、実行できませんでした。(^^;
まぁ、タスクトレイに常駐するソフトなわけで、仕方ないですね。
ただ、全般に動作ももっさりとしていて、ParallelsのCoherenceモードを
一度体験した身としては、互換性も含め、ちょっと大差があるかなぁと。
まぁ、Windowsが不要というのは確かに大きなメリットではありますが、
互換性を気にしながら、でしか使えない上に、レスポンスも速くない
のであれば、ちょっとつらいかもしれません。
個人的な換装としては、今のところ、ParallelsがVMwareを1歩リード、
CrossOverは5歩遅れ、といった感じがしました。
Intel Mac上でMac OS XとWindowsを同時実行! Parallels Desktop for Mac
2612月
先日、MacのWordで年賀状の印刷をしたわけですが、宛名の印刷がまだでした。
今までは手書きとか、Windowsのフリーソフトでやっていたのですが、せっかくですから
Macでやってみようと思い立ちました。
しかし、ソフトを探してみるものの、あまりめぼしいものがなかなか見当たりません。
市販ソフトなら、「宛名職人」などの良いソフトがあるんですけどね。
アジェンダ 宛名職人Ver.15(新)DVD版[for Mac
しかし、探した結果、「葉書AB」という、まさにうってつけのフリーソフトを見つけました。
使い方も「アドレスブック」から印刷したい宛名を葉書上にドラッグ&ドロップするだけ
という簡単さです。
しかも、下のところに小さくある「編集」というボタンを押せば、各項目のフォントや位置を
変更できたり、ご家族の名前を併記して印刷できたりと、かなり便利です。
開発はもうずいぶん休止していらっしゃるようですが、ユニバーサル
バイナリのベータ版もありますし、うちのiMacでも問題なく軽快に
動作してますので、宛名書きがまだという方は、使ってみては
いかがでしょうか?
2312月
WindowsでもMac OS X並みのフォント表示をしてくれるようになる(?)
という「gdi++.dll」というソフトを試してみました。
原理としては、Windowsの描画を司るgdiをフックして、内部的に
大きく描画し、それを高精度な縮小アルゴリズムで縮小するものに
なっているようです。
ちょっと使い方が特殊ですけど、使いたいアプリケーションだけで
使えて、しかもアプリを改造する必要がなく、すぐに元に戻せるのは
なかなか良いと思います。
で、実際の画面を比較してみましょう。
IE7の当ブログの表示を200%表示でハードコピーを取ったものです。
クリックすると、大きくなります。
まずは、gdi++をONにしたものです。
そして、通常のOFFにしたもの。
OFFにしたものでも、うちではMSゴシックのドットフォントを除外した改造
フォントを使っていますから、素のWindowsよりはきれいなはずです。
それでも、やはりgdi++のほうが、だいぶきれいになってますね。
PCでの使用はもちろん、Parallel Desktopで、Windowsの表示に違和感を
感じている方にも、オススメのフリーソフトだと思います。