096月
フィルムスキャン環境がメーカー付属ソフトからVueScanに変わったのもあって、スキャン品質がかなり向上したのは先日も書いたとおりです。
それなら、過去のネガもスキャンしなおせば、かなり良くなるのでは?というわけで、古いネガで試してみました。
Nikon F4で撮ったフィルムですが、当時はキヤノンのフラットベッドスキャナでスキャンしてるので、ソフトだけでなく、ハードにも差がありますね。
以前スキャンしたものも保存してあったので比べてみると、一目瞭然です。
以前のものは画質の悪さをコントラストだけで誤魔化してありますねぇ。
今回のスキャンはかなりラフにスキャンし、その後、Photoshop CS5でゴミ取り、色調整とNik Dfineを軽くかけた程度ですが、それでも十分すぎる差です。
同じテクニックはJPEGで撮影した写真でも使えるのでは?と、こちらも試してみました。
FUJIFILMのFinePix F60fdで撮った写真をLightroom 3で現像したものです。
そして、JPEG撮って出しがこちら。
不自然になるほどには操作していないので、差はフィルムほどではありませんが、RAWでなくても現像することで、かなりコントロールできますね。
とりわけ、ネガフィルムに関してはラチチュードが広いこともあり、16bitでスキャンした後で画像処理する価値は十分あるかと。
Adobe謹製のソフトのアップデートがこのところ目白押しですが、その活用方法の一つとしてもオススメできると思います。
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056月
先日、いつも拝見しているブログさんにSONYのカセットテープの紙箱が載っていて、とても懐かしく感じました。
紗羅に聞いてみると、さすがにこの紙箱は知らないようで。
ただ、その後のBHFあたりからはお兄さんが使ってるのを見たことがあるんだとか。
そういえば、今の若い世代はカセットテープ自体を見たことがない人も多いのかもしれませんねl。
まぁ、「けいおん!」の中に出てきますけどね。
それはともかく、これをきっかけに昔のカセットテープについて調べてみると、懐かしいカセットテープの写真をいっぱい紹介しているブログさんも発見。
オングロームとか結構使ってたなぁ。
どこのメーカーも関係なく使ってたけど、AXIAは斉藤由貴さんのCMの頃に良く買ってました。
AXIAのファンクラブみたいなのも入ってたような…。
あと、紗羅と話してて懐かしかったのが、大事なテープは爪を折るっていう話。
今風にいえばライトプロテクトですね。
爪を折っちゃったテープで録音したい時は爪のところにセロテープ貼ったりしてたなぁ。
大事な録音の時にテープポジション間違えたり、録音レベルが下がったままになってたり、なんて失敗もありましたね。
最初は基礎英語を録音するためのラジカセから始まって、TEACのC-3X、Nakamichiの582Z、DRAGONと使っていました。
今でもDRAGONは父親のところに残ってるはずです。
そのNakamichiも事実上、営業が終了してしまいました。
ブランドだけはかろうじて残っていて、iPodのDockオーディオが出ているというのも時代の流れですねぇ。
確かにこれからカセットテープを積極的に使う場面はもうないでしょうが、手持ちのカセットテープを聴き返してみるのもよいかもしれませんね。
036月
先日、上海問屋さんに注文しておいたSDカードがメール便で届きました。
メーカーはお任せの特価品でしたが、写真の通り、トランセンドのものでした。
送料も安いし、これなら満足ですね。
もちろん、もっと速いものや大容量のメモリをチョイスするのも良いのですけど、以前も書いたように古いデジカメを使う上では、2GBですら厳しい時もありますからね。
とりあえず今回補充しておけば、次回以降はSDHCで大丈夫でしょう。
一応、いざという時のために256MBとか8MBなんてのも保有してありますしね。
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036月
AdobeのPhotoshop用RAW現像プラグイン「Camera Raw」が6.1に更新されていたので、早速、アップデートしました。
いつもの対応カメラ機種追加のほかに、レンズ補正機能もついに追加されました。
以前は一旦現像してからPhotoshopのフィルタの機能で補正する感じでしたが、やっぱり現像時にできたほうが便利ですものね。
ゆがみ、色収差、周辺光量補正ができますが、レンズプロファイルが登録されてれば自動的にやってくれますから、なかなかラクチンです。
標準では新しいレンズ、それも一部メーカーだけの対応ですが、Adobe Labsで公開された「Adobe Lens Profile Creator」を使えば、レンズプロファイルを自作することもできるようです。
ただし、グリッドを撮影し、最低でも3枚以上の写真データがないと無理のようですから、自作はかなり面倒かも。
今後はこのあたりもよりフレキシブルになっていってほしいし、レンズメーカーからも積極的にレンズプロファイルが提供されると良いですね。
なお、新たに追加された主なカメラ機種はE-PL1やEOS Kiss X4、DMC-G2といった感じです。
あと、今回のプラグインはPhotoshop CS5とPhotoshop Elements 8向けです。
そろそろCS5の体験版の期限が切れた方も増えてきたのではないかと思いますが、PhotoshopでRAW現像される方には待望のバージョンアップといえるのではないでしょうか。
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026月
デジタルカメラのこだわり機種を中心に紹介してくれるエイ出版社のムック「F5.6」の第2巻が6/4に発売されるそうで。
今回は「デジタル新時代」ということで、表紙にはNEXやマイクロフォーサーズ機やX1などがずらり。
以前はGRシリーズがメインでしたが、大型素子の機種が増えてきましたね。
ハードウェアの紹介もありますが、写真も充実してるのがエイ出版社の本の良さです。
ゴスペラーズの酒井さんの作品なども掲載されてるんだとか。
個人的には、銀塩カメラの新刊や枻文庫もまた充実させてほしいところなんですけどね。
まだまだ魅力的なハイエンドデジタルもいろいろ出てきそうですし、今後もVol.3、4と続いていくんじゃないかな。
モデルとしては、以前も書きましたけど、今後はもっと尖った機種も増えて欲しいなぁ。
モノクロ専用機とかスクエア専用機、縦構図モデルとか、3CCD、素子回転なんてのも登場してほしいところです。
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305月
先日レビュー用にお借りしたソニーのノートPC「VAIO Z」ですが
セットアップもほぼ終わって、かなり使い慣れてきました。
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ハードウェア面でも色々と機能満載なのですが、付属ソフトも
盛りだくさんです。
Blu-Ray再生ができるWinDVDやSkypeに写真や動画閲覧用のPMBなど、
以前からのバイオと同じく、いわゆるマルチメディア系の付属ソフトが
充実しているのは方向性がハッキリしていて良いかと。
なお、お借りしたものにはLightroom 2やウィルス対策ソフトも
入っていて、逆にOffice Personal 2007は入ってませんでした。
本来のプレインストールソフトの詳細は以下のリンクに一覧があります。
http://www.vaio.sony.co.jp/vaio/pre_include/html/Z11/software_pop.html
そして、今回の本題はFelicaです。
ハードウェアとして、まず、パームレスト右側部分にFelicaポートが
用意されています。
これを使うソフトも充実していて、かざすだけで起動する
「Felicaランチャー」から使いたいソフトを選ぶだけの操作性も
思っていた以上に快適です。
まずは以前使っていたSuicaをかざし、SFCard Viewer 2を起動してみると
こんな画面が。
あれ?ずいぶん使ってなかったのに、結構チャージが残ってました。
こちらで使えるお店はまだ少ないんですが、ローソンなら使えるので
早速、役立ってくれました。
そして、もう一つ感動したのが「かざしてログオン」です。
ソフト名の通り、FelicaカードをかざすだけでWindowsにログオンしたり
スクリーンセーバーのロックを解除できるんです。
ノートパソコンはセキュリティ面での心配も結構あって、
パスワードによる対策をしっかりやるように心がけてるんですが、
頻繁にパスワードを変更してると忘れちゃうこともあるんですよね。
これならカードがロックキーになるし、かなり良いかも。
なお、指紋認証センサーも装備されていますから、これも組み合わせれば
さらにセキュリティ強度を高めることができそうです。
なお、ソニーからはUSB接続のFelica機器も出てますが、
やはり内蔵されていてこその利便性はあるかも。
ハードウェアの先進性、独自性もさることながら、それを支える
ソフトウェアもなかなかよく出来ているし、小粒な機能ながら、
個人的には、とても魅力的なポイントだと感じました。
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