299月
ソニーからデジタル一眼レフ「α550」が国内発売されることが
決まったようで。
★ソニーα550 レンズキット《10月22日登場》
海外ではだいぶ前に発表になっていて、同時にフルサイズのα850や
低価格のα500もありましたが、そちらはとりあえず国内発売は
見送られたようです。
まぁ、あんまり数が出すぎても、それぞれのモデルの特徴が
薄まってしまいますからね。
ソニーのシェアからすると、今でも多すぎる感もありますし。
で、肝心のα550はライブビューがさらに強化されています。
独創的な仕組みのクイックAFライブビューはそのままに、
マニュアルフォーカスチェックライブビューというモードも
装備したそうです。
これまでのクイックAFではファインダーの光路を横取りする形で
別の撮像素子でライブビューを実現しています。
おかげでミラーのパタパタはないのですが、素子の画素数の問題か、
拡大表示が事実上出来ない状態だったんですね。
それに対し、新しいモードは他メーカーのライブビューと同等に
近い内容のようです。
これだと視野率も100%に限りなく近くなるようですが、なんとなく
最初の志を曲げてしまった感もありますねぇ。
相変わらず動画に対応しないのはポリシー(ハンディカムとのしがらみ
っぽい気もしますが)として悪くない選択だとは思いますが、
利用者に方向性がわかりやすいように整理する必要がありそうです。
SONYは撮像素子を持ってる強みもありますし、ミラーレスへの
展開も含め、色々とやっていってほしいところです。
それが、αの血統を守っていってくれることにもつながると思いますしね。
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139月
SONYの新しいデジカメ「DSC-WX1」が店頭に並んでいたので、早速、
触ってきました。
広角24mmの明るい「Gレンズ」搭載デジタルカメラ SONY Cyber-shot DSC-WX1 ブラック
まず、第一印象は「デザインがサイバーショットっぽくない」です。
私もそういう気はしましたが、特に紗羅はそう感じたようです。
直線的なデザインで、確かになんとなく、NikonやFUJIFILMっぽい印象も
あります。
これが安っぽく感じる方もいらっしゃるようですが、個人的にはシンプルさの
中に80年代あたりのSONYのテイストを感じました。
この機種といえば、裏面照射の素子が話題なわけですが、店頭ではさすがに
その実力を完全に試すことはできませんでした。
ただ、液晶でみる限りでも、素性の良さは感じます。
低感度でややざらつく印象もありますが、それはノイズリダクションが
少なめということでもあり、写真の立体感を損なわずにすむのではないかと
思われます。
そして、もうひとつの目玉だと思われる「スイングショット」が非常に
良くできていますね。
撮影時、画面の指示にしたがって、スイングするだけでパノラマ写真が
撮れるわけですが、スイングのスピードの自由度が高いのが、非常に良いです。
ゆっくりスイングできるし、途中でスイング方向を変えたりしても、
そこですぐにエラーが表示され、親切なUIです。
もちろん、合成の精度も高いので、非常に実用になる機能です。
24mm相当のワイドなレンズとあいまって、積極的に使いたいと感じる
出来に仕上がっていました。
その24mmレンズですが、これはこのカメラに限った話ではありませんが、
ワイド端でのマクロだと、パースがきついのが、やや気になります。
途中域でも最短撮影距離を短くしてほしいし、マクロ時のズーム位置を
記憶、設定できると良いなぁと思います。
裏面照射はまだ出たばかりですが、なかなか良くまとまっている機種だと
感じました。
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