• 0710月

    拙作のWindows用フリーソフト「NowTunes」はiTunesで再生中の
    楽曲をFTPでWebにアップロードするわけですが、最近はMacを
    使うことが増えたので、Mac版をどうしようかなぁと悩んでいました。

    そんな中、「padmacolors」さんがPHPで自作されてるのを
    Twitterで見かけたものですから、ご無理を言ってソースを譲って
    いただきました。

    そのまま使わせていただいても良かったのですが、クライアント側も
    PHPで作られていたこともあり、ここはAppleScriptに移植して
    みようかと思い立ちました。

    で、結果からいくと、無事に移植完成。
    こんな感じで、簡単にブログに表示できるようになりました。

    ただ、アップルスクリプトへの移植は意外と面倒で、以下の3点が
    難題でした。

    ・アートワーク画像の取り出し
    ・FTPでのアップロード
    ・テキストファイルの出力

    まず、アートワーク画像の書き出しですが、これは以下のサイト様から
    情報をいただきました。
    http://tbboy.cocolog-nifty.com/tbboys_room/2006/09/itunesjpgpng_5603.html

    先頭222バイトを削るという、なかなかトリッキーな方法ですけど、
    バッチリ動作しています。

    そして、FTPはcurlを使いました。
    最初は「URL Access Scripting」を使おうとしたのですが、どうも
    アップロードはうまく機能しないみたいでした。

    最後のテキストファイルの書き出しは簡単だろうと思っていたので、
    意外でした。
    出力自体は大したことはないのですが、文字コードや改行コードの
    制御ができないんですよねぇ。
    また、出力ファイルの拡張子を変えると、エラーになったり…。

    拡張子がtxtだとシフトJIS、改行コードがCRのみのようなので、
    とりあえずそれで作りました。
    それだと改行コードでのexplode()あたりがうまくいかないようなので、
    区切り文字は変更しちゃいましたが、まぁ、自分で使うだけなら
    良いかなぁ。

    ほかにも生成したファイルの削除あたりも結構悩みましたし、
    とりあえず、ファイル削除だけでも書いておきましょう。

    do shell script “rm ” & quoted form of the POSIX path of theFile

    アップルスクリプトは結構難しいですね。
    ただ、これで自分で使う上では十分な便利さになりました。
    Windows用のVBScriptもそのうち作りたいですし、Macの
    ネイティブアプリも作りたいところですが、いつになることやら…。

    ともあれ、padmacolors様には大感謝なのでありました。

    Filed under: Blog, Mac
    2009/10/07 8:07 pm | iTunes再生曲をWebに はコメントを受け付けていません
  • 0110月

    昔からお世話になっているCatHand様からTwitterとmixiボイスに
    同時投稿できるMac用クライアントソフト「Echo」が登場しました。

    ちょっと昔ですが、VH7PCのコントロールソフトで、とても
    お世話になったなぁ。

    mixiボイスは正直あまり盛り上がってるとはいえませんが、
    Twitterをやってないマイミクさんとのコミュニケーションには
    結構良いツールではあります。

    他のソフトとはちょっと違うのは、Twitterのアカウント登録の部分です。
    アプリケーション認証をするのですが、こういうインタフェースが
    用意されたんですね。
    今後は他のクライアントソフトでも利用する機会があるかも。

    Echo
    Echo posted by (C)MacBS

    実際の画面はシンプルですが、機能的には必要十分な感じで、
    mixiボイスの扱いも、常に同時投稿する必要はなく、逐次、チェックで
    投稿先を指定できるので、使い勝手も良好です。

    iPhone版も用意されていて、mixiボイス使いにはかなり役立つ
    ソフトだと思います。
    Echo

    Filed under: Mac
    2009/10/01 5:57 pm | Echo はコメントを受け付けていません
  • 299月

    我が家のMacでは、もはや欠かせない存在になった状態通知アプリ
    Growl」が1.2にバージョンアップしています。

    色々なアプリがGrowlに対応していて、これを通じて、更新情報などを
    通知してくれるわけですが、ある意味、これに惹かれてMacを使う
    時間が増えたといっても過言ではないかも。

    Windowsでもトレイアイコンから通知を表示することができるんですが、
    これは便利というより、何故か、むしろ「うざい」と感じることが
    多いんですよね。

    この差はなんなんだろう?と思うわけですが、おそらく表示の消え方と
    タイミングなのかも。
    うちは表示スタイルをSmoke、表示時間を5秒にしてありますが、
    色々とカスタマイズ可能なのも良いのかもしれません。

    標準で対応するアプリも増えていますが、FireFoxやThunderbirdでは
    Growl Notifications」というアドインを使っています。

    なお、Growl表示の設定はシステム環境設定の「Growl」パネルで
    一括管理されます。
    かなり細かい設定もできるので、この機会に色々と設定をいじってみても
    良いかもしれませんね。

    Filed under: Mac
    2009/09/29 4:37 pm | Growl 1.2 はコメントを受け付けていません
  • 279月

    App Storeで「EziSnap Zoom」というソフトが人気のようなので、
    ダウンロードして試してみました。
    EziSnap Zoom

    EziSnap Zoom(1)
    EziSnap Zoom(1) posted by (C)MacBS

    いわゆるカメラアプリですが、ズームと手ぶれ補正が搭載されて
    iPhoneのカメラ性能を強化してくれます。

    ズームはスマートズームと呼ばれることが多い仕様で、ズームすれば
    するほど、ピクセル数は減って、小さな写真になります。
    単なるトリミングみたいなものですが、そのほうが思い切りの良い
    仕様といえるのではないかと。

    使い勝手の面では、このスマートズームのおかげで、テレマクロ
    みたいな気分で使えるので、接写に弱いiPhone 3Gではなんとなく
    接写能力が向上したような気分になれます。

    手ぶれ補正も光学式や電子式とかいったものではなく、ブレが
    おさまったところでシャッターが切れるという仕組み。
    どれも単純なことなんですが、シンプルが一番ですよね。
    なお、デフォルトではオフになってるので、設定でオンにしましょう。

    EziSnap Zoom(2)
    EziSnap Zoom(2) posted by (C)MacBS

    ほかにもガイドラインの表示や、画面のどこをタッチしても
    シャッターが切れる「全画面シャッター」と、無料とは思えない
    良い出来です。

    私も購入した「FastFinga」と同じ開発元ということで、さすがだなと
    感じた良作です。
    FastFinga

    Filed under: Smartphone
    2009/09/27 9:06 pm | EziSnap Zoom はコメントを受け付けていません
  • 259月

    Mac用の多機能エンコーダ「X Lossless Decoder」というのを
    見つけたので、試してみました。

    名前はデコーダーですが、どちらかというエンコーダだと思います。
    CDや各種音楽ファイルから、様々な形式にエンコードできます。

    主体は可逆圧縮系のロスレスフォーマットが多いですが、LAMEによる
    MP3エンコードもできて、これも有用かと。

    XLD LAME設定
    XLD LAME設定 posted by (C)MacBS

    ちなみにCDから変換を選ぶと、そのまま変換に入るので、
    事前に環境設定で出力フォーマットや出力場所などを設定しておく
    必要があります。

    スピードはCDからで2倍速くらいと、iTunesと比べると遅いですが、
    音質に関しては最大限の配慮がされていると思います。

    XLD CD設定
    XLD CD設定 posted by (C)MacBS

    CDからの読み込みもエラーを減らすためのオプションがいっぱいで、
    音にこだわる方なら、使ってみる価値はあると思います。

    ロスレスに強いだけ合って、flacやアップルロスレスなどはMP3より
    エンコードが速いです。
    設定により複数のフォーマットでの同時エンコードもできますが、
    2つ同時でも3倍速強と、スピードだけならMP3より有利です。

    GUIがややクセがあり、また、途中でエンコードをキャンセルすると
    そのあとの動作が不安定になることもあったのは、今後の改良待ちかな。
    なお、不安定になった場合は、一度アプリを終了したほうが良いと
    思います。

    あとは音質重視でロスレスを扱えるプレーヤーですね。
    まずはiPod classicでApple Losslessでも試してみようかな。

    B002OB3FKU Apple iPod classic 160GB ブラック MC297J/A 最新モデル
    アップル 2009-09-10

    by G-Tools

    Filed under: Mac
    2009/09/25 9:39 pm | X Lossless Decoder はコメントを受け付けていません
  • 249月

    iTunesが9.0.1にバージョンアップしています。
    不具合修正が中心みたいで、ハングなどが治ってるとのこと。
    うちの環境では特に大きな問題はなかったですけれど。

    あと、ミニプレーヤーへの切り替えも復活したんだとか。
    私はあんまり使うことはないんですが、なくなると不便ですよね。

    これだけだと、あまり大したネタではないので、WMAをMacで扱う
    手段でも書いておこうかな。

    再生だけなら、QuickLookでも出来ちゃうんですが、iTunesに
    ドラッグ&ドロップしても受け付けてくれません。
    自動でMP3やAACに変換してくれれば便利なんですけどねぇ。

    ということで、いつものようにフリーソフトに頼ってみます。
    その名も「Switch」というソフトで、Free Versionを使います。

    MP3はもちろんのこと、Oggやflacなど、Macでは扱いづらい
    フォーマットにも変換できるので、重宝しそうです。

    音質は再エンコードすれば、それなりに低下するのは仕方ないですが、
    wavやaiffもサポートされてるので、これらにコンバートして、元の
    wmaは消しちゃうのが良いかもしれませんね。

    Filed under: Mac
    2009/09/24 5:38 pm | 2 Comments