• 308月

    Snow Leopardそのものは思った以上にあっさり安定動作しているので、
    次は、インストールDVDからWindows 7にBootCampドライバを
    アップデートインストールしてみました。

    DVDを入れると、「Boot Camp 3.0」のインストーラが起動します。
    インストール自体は特に気になるところもなく、あっさり終わりました。

    再起動後、Appleキーボード用に入れた「KbdApple」が一旦認識されなく
    なるので、再インストールする必要がありますが、ちゃんと指示が出るので、
    特に大変な部分はありません。
    なお、KbdAppleをインストールすると、再度、再起動が必要です。

    音声や無線LANなど、何の問題もなく動作していて、特筆するような箇所が
    ないのは、うれしいような、さびしいような…。

    そして、新機能として、これまで読めなかったMacのHFS+のドライブが
    ReadOnlyながらも読めるようになりました。

    これをマウントしたくない、という方もいらっしゃるかもしれませんが、
    特にそうしたオプションは見あたりませんでした。
    まぁ、ドライブレターを割り当てなければ良いかなぁ。
    できれば、ちゃんとオプションで選択できると良いのですけどね。

    なお、読み込みだけなので、書き込みが必要なら、市販のMacDriveあたりが
    必要になります。

    B002L096S4 MacDrive 8 日本語版
    イーフロンティア 2009-09-18

    by G-Tools

    MacとWindows双方で問題なく読めるとなると、現状はFAT32しかない
    のですが、これはファイルサイズの制限があるし、そろそろ統一フォーマットが
    欲しいところかなぁ。

    そして、早々にMacに戻ってくると、Windowsのシステムディスクの名前が
    「BOOTCAMP」に変わっていました。
    BootCampのドライブがマウントされないようになったという方も
    いらっしゃるようですが、この違いはどこにあるんでしょう?
    もしかすると、MacFUSEやParagon NTFSあたりが影響しているのかな?

    あと、NTFSがらみでは、相変わらず、起動ディスクでWindowsが
    選択できません。
    Paragon NTFS側の問題なのかもしれませんが、やっぱりこのあたりも
    両OSでのサポートフォーマットの問題があるんだなぁと感じています。

    ともあれ、iMac一元化は無事に完結した感じです。
    次に買い足す時もMac miniあたりにしたほうが良いかもしれませんね。


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    Filed under: Mac
    2009/08/30 11:18 pm | Snow LeopardでBootCampをアップデート はコメントを受け付けていません
  • 308月

    Rosettaがオプションインストールになったということで、Rosetta廃止計画を
    立ててみたわけですが、ごく一部を除けば、よく使うアプリは大抵、これを
    クリアできそうです。

    そうなると次は64bit化です。
    標準で用意されているアプリはかなり64bitになってるんですよね。

    アクティビティモニタで「種類」のところを見ると、すぐに判別できますが、
    64bit化されていないのは、Apple純正以外のものがほとんどです。
    逆に言えば、非純正のアプリはまだまだ、ほとんどが32bitです。

    拙作のMuteConも例外ではありません。
    そこで、開発方法を調べてみたのですが、64bitにできるのはCocoaアプリ
    だけなんですね。

    Carbonでは現状、64bitバイナリを生成することは事実上できません。
    ライブラリが用意されていないからなんですが、当初は開発が進んでいた
    らしいんですけどねぇ。

    MuteConはQuickTime関連の関数を使っている部分があるので、ここを
    CoreAudioに変更する必要があるんでしょうね。
    Cocoaに移行するとなると、事実上、作り直しだなぁ。

    まぁ、この機会にCocoa(とObjective-C)を勉強したほうが良いのかも。
    iPhoneのソフトウェア開発にも有用ですしね。

    4798022136 CocoaではじめようMac/iPhoneプログラミング入門
    秀和システム 2009-03

    by G-Tools

    拙作以外のアプリは、各開発元の今後の対応に期待ですが、結構大変
    だろうなぁと同情してみたり…。
    できれば、Carbonも既存機能部分だけでも64bit化できるようにして
    もらえると、うれしいところだと思います。

    Filed under: Mac
    2009/08/30 9:16 pm | 64bit化計画 はコメントを受け付けていません
  • 288月

    Snow Leopardの到着の声が続々と聞こえてきていますが、私は何故か
    Windows 7の設定を詰めています。

    とりあえずメインMac OS Xですが、同じパソコンでOSを切り替えていると
    キーアサインが極力同じほうが望ましいです。

    そこで、以前から気になっていた「AppleK Pro」を試用してみました。
    完成度は非常に高く、イジェクトキーも有効になるし、さすがです。

    問題はシェアウェアなのと、ドライバゆえにOSの変更などがあったら
    買い換える必要が生じる点かなぁ。
    今後、64bitに移行する可能性もあるので、そこが少し気になります。

    そこで「他になければ、また戻ってこよう」と決断して、フリーウェアを
    中心に探してみるところにしました。

    まずは、キーバインディングを変更するタイプのソフトを探します。
    Windows 7で動作するものが少ないようですが、「MetaFinger」が
    良いようなので、これを試しました。

    しかし、CommandキーとCtrlキーを入れ替えるのが、うまくいきません。
    キーが効かなくなったり、置換したキーと両方を押したように認識されたり
    してしまうようです。

    そこでふと思い出したのが「KbdApple」。
    以前、Vista SP1にした時に動かなくなったと思っていたのですが、
    実は再インストールするだけで問題なく動作する既知の問題だったそうです。

    Windows 7でも全く問題なく、動作してくれています。
    ということで、結局、元に戻ってきたというわけですね。

    かなキーでIME ON、英数キーでOFFの動作がデフォルトではトグルになって
    いますが、これはVistaやOfficeで問題が起こることがあるらしいです。

    しかし、Windows 7では現状、問題なく動作しています。
    もしかすると、使ってるIMEがATOK 2009だからかもしれませんけどね。

    イジェクトキーはドライバではないですから対応不可能なのと、細かい
    カスタマイズ項目がやや少ないですけど、フリーですから、これで十分かな。

    64bitへの移行時にはやはり問題が生じそうな気はしますが、当面は
    KbdAppleを再び愛用させてもらおうと思います。

    その後はキーボードを変更するのも良いかもしれませんね。
    LogicoolのIlluminated Keyboardあたりがかっこ良さそうだなぁ。

    B001GBSLYO ロジクール イルミネート キーボード CZ-900
    ロジクール 2008-10-24

    by G-Tools

    Filed under: Mac
    2009/08/28 9:12 pm | Windows 7でAppleキーボード はコメントを受け付けていません
  • 278月

    発売がもう明日に迫ったSnow Leopardですが、PowerPCには対応しません。
    そして、PowerPC時代のアプリを動かす互換技術「Rosetta」も
    オプションインストールになるようです。

    性能を生かすためにも、Rosettaは早めに不要にするほうが良いなぁと、
    まだRosettaに頼らざるを得ない、うちのアプリを調べてみました。

    まず、ずっと気になっているのは、ミノルタのフィルムスキャナです。
    スキャンソフトがPPCですし、すでに開発は終了しているので、バージョンアップも
    全く期待できませんからねぇ。

    そこで期待するのは、スキャンソフト「VueScan」です。
    ただ、以前のバージョンからそうなんですが、スキャンすると、一本の縦線が
    入ってしまうんです。

    最新バージョンでも試しましたし、preferenceも削除してやってみましたが、
    やはり症状は変わらず。
    仕方ないので、作者様にメールしてみました。
    英文メールなので、ちゃんと伝わるかどうか、あんまり自信がありませんけどね。(^^;

    次はIODATAの録画アプリです。
    Leopard対応はしたものの、これもPPCです。

    アナログ放送自体がもう終わりが近づいてますから、これはデジタル化すべき
    雰囲気です。

    B001J5WS8W I-O DATA Mac用 USB接続 地上デジタル対応TVキャプチャBOX「m2TV」 GV-MACTV
    アイ・オー・データ 2008-10-30

    by G-Tools

    あとは「Office for Mac」がまだ2004なので、これもそろそろアップグレード
    しないといけないかも。

    Office 2008 for Mac ファミリー&アカデミック ホワイトパック Office 2008 for Mac ファミリー&アカデミック ホワイトパック

    by G-Tools

    ニューバージョンではVBAもサポートされるから、それを待つべきかな。

    とりあえず、これだけ置き換えれば、うちのMacもIntel化完了でしょう。
    もちろん、Snow LeopardはRosettaがなくなったわけではないですから、
    徐々にフェードアウトさせていきたいなぁと思います。

    Filed under: Mac
    2009/08/27 8:57 pm | Rosetta、不要化計画 はコメントを受け付けていません
  • 268月

    Macを使うことが増えたので、Windowsで受信していたメールをThunderbirdに
    移そうと思い立ちました。

    これまで使ってきたメーラーはShurikenがメインで、その前はAl-mail32です。
    どちらもmboxやemlでのエクスポートができるので、問題ないだろうと
    高をくくっていました。

    しかし、Thunderbirdのインポート機能は実質、Eudoraのみの対応なんですね。
    というわけで、アドオンを探し、「IMPORT EXPORT TOOLS」というのを
    見つけてきました。
    元は「MboxImport」と呼ばれていたもののようです。

    ThunderbirdExport
    ThunderbirdExport posted by (C)MacBS

    Webサイトは英語ですが、インストールしたら日本語表記されて使いやすいです。
    ただ、持ってきたmboxをインポートすると、メールの本文やタイトルなどが
    文字化けしてしまいます。

    調べてみると、本文がShift-JISになっています。
    ヘッダはISO-2022-JPですから、文字化けするはずです。
    元のmboxはISO-2002-JPになってるように見えますが、もしかすると途中で
    文字コードが混じってしまっているのかも。

    そこで、emlでエクスポートしてインポートしてみますが、やはり症状は同じ。
    こちらもやはり各ファイルが一部シフトJISになっているのが確認できました。

    そこで、ファイルを一括でISO-2002-JPに変換しちゃえば良いだろう
    ということで、ツールを探しますが、Macには良いツールが見つかりません。
    仕方なく、Windowsで「KanjiTranslator」を使い、一括変換したら、
    うまくインポートできました。

    一括変換時に、一部ファイル名が正しく取得できないことがあるようですが、
    たぶんファイル名の文字コードが変なのかもしれません。

    これがShurikenの問題なのか、Thunderbirdのアドオン側の問題なのかは
    どうも微妙ですが、Al-Mailでもmboxで化けるので、インポート側の問題の
    可能性が高いような気がします。

    さらにThunderbirdにはエクスポートの機能もありません。
    これもアドオンでmboxやemlで出力可能ですから、これは役立ちそう。

    ただ、mboxはどうも文字コードが怪しそうなので、emlで保存しておくのが
    得策かもしれません。
    できれば標準でインポート・エクスポートは充実させてほしいところです。

    Filed under: Mac
    2009/08/26 6:39 pm | Thunderbirdにメールを移す はコメントを受け付けていません
  • 258月

    まもなく発売のMac OS X 10.6こと、Snow Leopardは64bit対応も大きな
    進化点です。

    ただ、64bitになることでスピードアップにつながる、と考えるのは
    必ずしも正しいとはいえないのではないかと、私は想像しています。

    というのも、最近のMacでよく使われているIntelのCore 2 Duoは
    32bitでは非常に良いパフォーマンスを発揮してくれるものの、
    64bitの処理性能は、あまり高いとはいえないんですよね。

    Windowsの例がそのまま適用できるとは思いませんが、Windows 7では
    64bitにすることで、むしろベンチマークが数%低下することもあるようです。

    もちろん、マルチメディア命令が高速化したり、そもそも32bitではメモリが
    一度に4GBまでしか確保できませんから、非常に大量のメモリを消費する
    アプリでは大幅な高速化が望める可能性もあります。

    Core 2 Duoも世代で進化していますから、ひとまとめに言い切ることは
    できませんが、少なくとも初期のMacではメモリ自体も3GBとかしか実装
    できませんし、64bitの恩恵を受けるのは難しいかも。

    もちろん、逆の見方をすれば、Nehalem世代のCPUを搭載したMac Proは
    高速化する余地がかなりありそうです。
    EFIの問題もありますし、十分な性能を発揮するには、やっぱり新しいMac
    なのかなぁ。
    Core i5あたりが搭載されたニューモデル、近々登場するのかもしれません。

    とはいえ、Snow Leopardの魅力はそれだけではないですし、なにしろ
    アップグレードは破格の安さですから、ゲットする価値は十分ありますけどね。

    Filed under: Mac
    2009/08/25 11:16 pm | 7 Comments