2210月
Canonのコンパクトカメラ、初代オートボーイこと、AF35Mの
試し撮りネガが出来上がってきました。
撮影自体は問題なくできていて、AF精度もなかなかです。
発色はかなりクセがあって、露出は全般的にオーバー目にしてあるみたいです。
ただ、ネガの場合はオーバー目の露出も手伝って、色乗りが良くて
シャープでキレのある写真になるようです。
安定して平均点の写真が撮れるカメラ、というよりもちょっとポラロイド
みたいな、「偶然の芸術」を楽しめるコンパクトという気がしました。
そのあたりは以前撮ったNikonのコンパクトカメラ「Nikon RD」とは
ちょうど正反対な印象かもしれません。
それぞれの作例を他にも置いてありますので、比べて見てもらえると
面白いかも。
Canon AF35Mの作例ページ
Nikon RDの作例ページ
2010月
先日ゲットした中判カメラ「MAMIYA PRESS」の試し撮りネガが
ようやく仕上がってきました。
結果からいくと、バッチリOKでした。
露出はややアンダー傾向がありましたが、それは露出計の読みの
誤差くらいのものです。
近距離でピントを外したのが一枚あったくらいで、あとは腕のほうの
問題のみです。(笑)
ということで、何枚か貼ってみますね。
近所のどこにでもありそうな神社ですが、ボケ方が柔らかで自然な感じです。
あと、ハイライトの微妙な滲み加減が独特の味に感じられました。
以前も書いたように、いつものCanonのスキャナでは読めないので、
古いEPSONのスキャナで1200dpiで読んでますから、中判の本来の
実力を完璧に引き出せてはいませんが、それでも被写界深度の浅さとか
35mmとは違うな、と感じるところは多いですね。
上の写真は、以前、Flickrでもデジカメで撮ったものを載せたので、
それと比較してもらうと、違いがわかるかもしれません。
小さいサイズでも、立体感や奥行きを感じる画になりますね。
3枚目のような写真では、その情報量の多さに驚かされます。
ちょっとこのサイズではわかりづらいかと思いますが、とにかくどこを見ても
緻密で情報満載って感じです。
あとは最初にも書いたように、私の腕のほうの問題ですね。(^^;
どうもレンジファインダーは、そもそも苦手意識があるので、そこを克服して
良い写真が撮れるようになりたいと思います。
あと、近距離でのピントは、念のため、他のカメラでも測距しておいたら
安心ですね。
次のフィルムとして、Velvia 100Fを買ってきましたので、今度はカラーの
リバーサルで、のんびり挑戦してみようと思います。
ベルビア100F 120(2B)
また、他の作例も下のページに置いてますので、良かったらどうぞ。
http://homepage1.nifty.com/macbs/photo_press.htm
1910月
「Canon’s Personal Equipment」、
略してCPEブランドのカメラバッグを
中古で見つけたので、買ってきちゃいました。
かなりの大容量で、長物の望遠レンズでも
6本、それにカメラが楽々入るサイズですが、
ソフトな肌触りで、圧迫感がないのが
気に入りました。
現行のCPEのラインアップにはないので、だいぶ前の製品なんでしょうね。
パッと見た時、「ドンケに似てる!」と思って、一目で気に入ったんです。
《新品アクセサリ》 DOMKE F-7 サンド
かなり大きいバッグですが、バッグ自体は軽いですし、仕切りも取り外せるので、
カメラだけでなく、旅行カバンみたいに使っても良いなぁと思ってます。
ちなみに、これでカメラバッグだけで、5つになっちゃいましたけどね。(笑)
1010月
コニカミノルタの伊丹事業所の土壌から、国の環境基準の280倍に
相当するヒ素が検出されたそうで。
http://www.asahi.com/national/update/1010/OSK200610100084.html
ほかにも、基準の160倍の鉛、19倍のホウ素、36倍のカドミウム、
そして6.5倍のフッ素も検出されたんだとか。
いずれもレンズの製造過程で出たようですね。
ヒ素、鉛、フッ素、カドミウムはすでに別の原料に切り替えてるとのこと。
Canonもレンズがらみで、テトラクロロエチレンが検出されたようですし、
各メーカー、色々あるようですねぇ。
昔のレンズは結構危ない材料を使ってたとは聞いてましたが、噂は本当
だったんですね。
まぁ、鉛なんかはつい最近まで使われていて、これが使えないせいで、
COSINAなどはCarl Zeissの性能を出すのに苦労した、なんていう噂も
聞いたことがあります。
PENTAXは無鉛化が遅れて、レンズラインアップが順調に揃えきれなかった
という話もありましたし。
あと、もう少し古いレンズだと、ガイガーカウンターが反応する、なんていう
ちょっと恐い話もあるようですね。
性能のために、トリウムという元素を含有させているのが原因らしいです。
PENTAXのTakumar 50mm F1.4がとりわけスゴイみたいです。
うちにあるTakumar 55mm F1.8も結構なものかも。
レンズが黄色く変色することが多いらしいので、そういうレンズは要注意かな。
(10/10 22:38追記)
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今、見てみたら、うちのTakumarはしっかり黄色いし、シリアルナンバーも
放射能レンズに該当してそうです。(爆)
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とはいえ、放射線レンズは写りは良いそうで、実際、Takumarは私の
所有レンズでもBest3に入るレンズですから、どっちを取るか、ですよねぇ。
まぁ、うちの会社(の関連会社)あたりも同様なトラブルを起こさないでほしい
ものであります、はい。(^^;
0310月
CMで見て気になってる商品があるのですが、それはCanonの
ハイビジョンムービー「HV10」です。
iVIS HV10 DVビデオカメラキヤノン HD CMOS
SONYのものほどアピールされてないような気がしますが、サイズといい、
なかなかの完成度なんじゃないかと。
HDV1080iで最長80分もminiDVに記録できるんですから、スゴイですよね。
独身時代なら、これどころか、さらに上位モデルの「XL H1」ですら、
購入候補にしてたかも。(爆)
CANON XL-H1HD20倍ズームレンズキット
事実、このカメラの先祖にあたるHi8のレンズ交換式のビデオカメラ
「LX-1」を使ってました。
VLマウントというマウントで、今のXLマウントとは違いますが、EOSアダプタで
EFレンズが使えるのは相変わらず同じようですね。
EOS用レンズ群を使用可能にするアダプター Canon EFアダプターXL
スチルカメラが落ち着いたら、次の趣味は動画かな。(爆)
0310月
Canonの一眼レフ「EOS 5」の試し撮りが仕上がったので、早速、
スキャンしてみました。
まずはEF 20mm F2.8USMを使って、ぐーんと広角な感じで。
《中古》Canon EF 20mm F2.8 USM
シャッターを切った瞬間、ジョブがすごい表情になっちゃってますが、それも
また面白い感じになってるかと。(笑)
地面が湾曲しているせいで、まるで魚眼っぽくなってますね。
ただ、やはり広角なだけに逆光だとフレアが…。
それも味だといえば、そうも言えるのですが、ほんとはフードが必要ですね。
本来は付属してたはずなんですけど、さて、どこに行ってしまったことやら…。(^^;
露出に関しては、やはり新しいカメラだけあって、正確そのものです。
むしろ、もうちょっと偶然の面白みがあっても良いと感じてしまうくらいです。
あと、これは使ったフィルム「CENTURIA SUPER 100」のおかげもあるかと
思いますが、シャープな発色をしてくれますね。
コニカらしい青もしっかり現れましたし、赤も深い色合いで良い感じです。
その他の作例は以下のページに置いておきましたので、よろしければどうぞ。
http://homepage1.nifty.com/macbs/photo_eos5.htm