FUJIFILMのプレミアムコンパクト「FinePix F200EXR」が店頭に並んでたので、
早速、触ってきました。
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まず、第一印象は「思っていたより本体が大きい!」でした。
F100fdとはほぼ同じ大きさで、ほんの5gほど重くなっただけなのですが、
F100fdを触る機会がなかったから、そう感じるだけなのかも。
特に厚さを感じましたが、私が持っているF11と比べると、F11のほうが
断然大きいはずなんですけどねぇ。
おそらく、厚さのわりに流線型っぽいデザインのせいで、グリップ感が
あまり良くないので、そういう印象を受けるのかもしれません。
あと、レンズも大きいので、これがグリップした時に、そういう印象を
与えてる面もあるでしょうね。
個人的には、多少、数値上の大きさは大きくなっても良いので、
グリップっぽい形状を付けるなど、持ちやすさを配慮してくれたら、
さらに良いかなぁと感じました。
で、外観はともかく、使い勝手ですが、非常に良い感じです。
特に良いなぁと感じたのは、マクロの自動判定ですね。
近接撮影時は勝手にマクロモードになってくれます。
最近はこれを搭載したカメラが増えていますが、マクロ好きな私としては
とても重宝しそうな感じです。
肝心の「EXR」ですが、簡単に扱えるEXRオートを試してみました。
店内ではHR(高解像度優先)になることが多かったです。
基本はHRで、輝度差が激しいときはDR(ダイナミックレンジ優先)、
暗めの場面ではSN(好感度・低ノイズ優先)になる感じかと。
SNには多少暗くても切り替わりませんでしたが、黒めの被写体で
良く採用された感じでした。
ちゃんとノイズが目立ちやすい被写体を認識しているのでしょうね。
画質は液晶画面でしか確認できませんでしたが、フジのコンパクトで
出やすいパープルフリンジが減少している気がします。
液晶上は、品位の高い質感のある絵を見せてくれていたので、
かなり期待できるのではないかと思います。
操作面では、グリップの面は別にすると、機能の使い勝手は、
こなれた感じで、わかりやすかったです。
特に、モードダイヤルがボディの外に飛び出していないので、
不用意に回りづらくて良いと思いました。
あとは、RAWに対応していれば、いうことなしですね。
EXRなので、ソフト側の対応が難しいのでしょうが、撮影後に
EXRのモードを変更できたりすれば、最強になりそうな予感です。
いずれにせよ、印象としてはPowerShot G9やCOOLPIX P6000などとも
対抗できる最上位モデルといった仕上がりかと。
お値段もそう考えれば、安めのスタートといえるのかもしれません。