015月
巷ではGR DIGITAL IIやDP1など、単焦点のコンパクトデジカメが
高級機として話題ですが、私も負けじと、その路線に挑戦
してみようかと。
といっても、素直に高級機を導入するはずもありません。
とはいえ、ちゃんと単焦点、36mm相当F2.8の立派なレンズに
1/1.7型の大きめのCCD、そして画素が大きい240万画素(!)。
ええ、そうです。すっかり時代遅れのFUJIFILMのFinePix 4500です。
実画像サイズ |
640 x 432 ( 41 kB ) |
Exif 情報 |
モデル名 |
NIKON D70 |
ISO 感度 / 露出補正値 |
800 / 0.0 |
露出時間/絞り |
1/30 秒 / F 2.8 |
露出補正値 |
0.0 |
焦点距離 (35mm 換算) |
50.0 mm (75 mm) |
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しかし、名カメラマンの中にも愛用者が多いという、このカメラ、
結構、捨てたもんじゃありません。
値段は捨て値ですけど。(爆)
実画像サイズ |
640 x 485 ( 51 kB ) |
Exif 情報 |
モデル名 |
FinePix4500 |
ISO 感度 / 露出補正値 |
200 / 0.0 |
露出時間/絞り |
1/720 秒 / F 2.8 |
露出補正値 |
0.0 |
焦点距離 (35mm 換算) |
8.7 mm (データなし) |
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派手なのですが、どことなく銀塩的な雰囲気を持つ味わいの
描写です。
実画像サイズ |
640 x 485 ( 80 kB ) |
Exif 情報 |
モデル名 |
FinePix4500 |
ISO 感度 / 露出補正値 |
200 / 0.0 |
露出時間/絞り |
1/0 秒 / F 2.8 |
露出補正値 |
0.0 |
焦点距離 (35mm 換算) |
8.7 mm (データなし) |
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暗いシーンでもシャッターが軽くホールドしやすい形状で、
結構使えます。
実画像サイズ |
640 x 485 ( 53 kB ) |
Exif 情報 |
モデル名 |
FinePix4500 |
ISO 感度 / 露出補正値 |
200 / 0.0 |
露出時間/絞り |
1/10 秒 / F 2.8 |
露出補正値 |
0.0 |
焦点距離 (35mm 換算) |
8.7 mm (データなし) |
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シャッター音をオフにすれば、ほとんど無音&タイムラグが少ない
ですから、ストリートフォトも、この通り。
いつもと違う機動性を活かした撮影ができる軽快で軽妙な
コンデジです。
欠点は電池消費の早さですが、そこはeneloopに活躍していただいて
おります。
古くても単焦点なら、まだまだ使えるってことですよね。
とにかく安く転がっていますので、見つけたらゲットして
「プアマンズGR」を楽しんで見られてはいかがでしょうか。
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284月
すぐに電池切れになってしまうというFUJIFILMのデジカメ
「FinePix 4700z」を以前、救出してきました。
実画像サイズ |
432 x 640 ( 41 kB ) |
Exif 情報 |
モデル名 |
NIKON D70 |
ISO 感度 / 露出補正値 |
900 / 0.0 |
露出時間/絞り |
1/30 秒 / F 2.8 |
露出補正値 |
0.0 |
焦点距離 (35mm 換算) |
50.0 mm (75 mm) |
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これ、調べてみると、ずいぶんな電池食い虫で、普通のマンガンや
アルカリ電池では数枚しか撮れないみたいです。
ってわけで、ニッケル水素電池を入れてあげると、無事に動作
しました。
で、ちょっとだけ持ち歩いてみましたが、画質はやっぱり一世代前の
雰囲気ですねぇ。
実画像サイズ |
640 x 485 ( 91 kB ) |
Exif 情報 |
モデル名 |
FinePix4700Z |
ISO 感度 / 露出補正値 |
200 / 0.6 |
露出時間/絞り |
1/290 秒 / F 7.0 |
露出補正値 |
0.6 |
焦点距離 (35mm 換算) |
8.3 mm (データなし) |
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色乗りが悪いわけではないのですが、どことなく作り物っぽい
雰囲気を感じます。
実画像サイズ |
485 x 640 ( 59 kB ) |
Exif 情報 |
モデル名 |
FinePix4700Z |
ISO 感度 / 露出補正値 |
200 / 0.0 |
露出時間/絞り |
1/670 秒 / F 2.8 |
露出補正値 |
0.0 |
焦点距離 (35mm 換算) |
9.4 mm (データなし) |
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下の写真は、先日、α Sweet DigitalやF710でも比較したのと同じ
被写体なので、比べていただけると、良く判るかと思います。
実画像サイズ |
485 x 640 ( 60 kB ) |
Exif 情報 |
モデル名 |
FinePix4700Z |
ISO 感度 / 露出補正値 |
200 / 0.0 |
露出時間/絞り |
1/250 秒 / F 2.8 |
露出補正値 |
0.0 |
焦点距離 (35mm 換算) |
9.4 mm (データなし) |
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これに比べると、数年後とはいえ、F710はずいぶん進歩している
なぁと感じさせられました。
Filed under: DigitalPhoto
224月
先日紹介したFUJIFILMのデジカメ「FinePix F710」で、早速試し撮りを
してみました。
実画像サイズ |
485 x 640 ( 89 kB ) |
Exif 情報 |
モデル名 |
FinePix F710 |
ISO 感度 / 露出補正値 |
200 / -0.3 |
露出時間/絞り |
1/300 秒 / F 4.0 |
露出補正値 |
-0.3 |
焦点距離 (35mm 換算) |
7.2 mm (データなし) |
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通常のコンデジと同様、デフォルトは少し明るめなので、
露出補正はデフォルトで-0.3にしてます。
この変更もキーがしっかり割り当てられてるんで、いつでも簡単に
変更できるのが、この機種の良さです。
実画像サイズ |
486 x 640 ( 64 kB ) |
Exif 情報 |
モデル名 |
FinePix F710 |
ISO 感度 / 露出補正値 |
200 / -0.3 |
露出時間/絞り |
1/210 秒 / F 2.8 |
露出補正値 |
-0.3 |
焦点距離 (35mm 換算) |
7.2 mm (データなし) |
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2枚目は画質仕上げをスタンダードからクロームに変更したもの。
少し銀塩っぽい色合いに仕上がってる気がします。
ちなみに同じものをαSweet Digitalで撮ると、こんな感じです。
実画像サイズ |
432 x 640 ( 40 kB ) |
Exif 情報 |
モデル名 |
ALPHA SWEET DIGITAL |
ISO 感度 / 露出補正値 |
100 / 0.0 |
露出時間/絞り |
1/160 秒 / F 3.5 |
露出補正値 |
0.0 |
焦点距離 (35mm 換算) |
50.0 mm (75 mm) |
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画角も違いますが、背景のボケは大きく違ってきますね。
ただ、発色などはJPEGの撮って出しにしては立派なものだと
思います。
で、JPEGの話が出たところで、実はこの機種、RAWでの撮影も
できるんです。
ということで、何枚かテストで撮ってみました。
ちょっと特殊なCCDなこともあり、現像ソフトが対応しているか不安
でしたが、Lightroomはちゃんと受け付けてくれました。
実画像サイズ |
486 x 640 ( 103 kB ) |
Exif 情報 |
モデル名 |
FinePix F710 |
ISO 感度 / 露出補正値 |
200 / -0.3 |
露出時間/絞り |
1/640 秒 / F 6.4 |
露出補正値 |
-0.3 |
焦点距離 (35mm 換算) |
7.2 mm (データなし) |
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RAWの切り替えはちょっとメニューの深いところにあるし、JPEGとの
同時記録はできませんから、気軽には使えませんが、露出が
読めない場面では使えるかもしれません。
FinePix F11といい、この時期くらいの機種がある意味、画素数などの
面ではバランスが良かったのかも。
もちろん、今は顔認識や速度などで進歩してはいるんですけどね。
結構気に入ったので、しばらく通勤カバンに入れておこうと思います。
Filed under: DigitalPhoto
214月
ちょっと前にジャンクで付属品一切なしのFUJIFILMのデジカメ
「FinePix F710」をゲットしてありました。
実画像サイズ |
640 x 432 ( 43 kB ) |
Exif 情報 |
モデル名 |
NIKON D70 |
ISO 感度 / 露出補正値 |
900 / 0.0 |
露出時間/絞り |
1/30 秒 / F 2.8 |
露出補正値 |
0.0 |
焦点距離 (35mm 換算) |
50.0 mm (75 mm) |
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そういえば、FinePix F11も似たような状態でしたね。
あれと違って、こちらは充電池すら、ありませんが。(^^;
まずは動くかどうか確認しないことには、部材を調達するか
どうかも決められません。
幸い、端子の位置が同じなPENTAXの電池があったので、
それを少々きついものの、無理矢理差し込むと、ちゃんと
レンズが出て、撮影ができました。
ということで、まずは互換の充電池を注文しました。
メール便発送OK!FUJIFILM デジカメ用 NP-40互換バッテリー
充電器は、FinePix F11の時にゲットしたものが共用できるので
問題ありません。
ただ、これだけでは問題は解決しません。
手持ちのxDピクチャーカードが全てTypeMのものなので、
ファームウェアをアップデートしないと、使えないようです。
で、アップデートするにはACアダプタが必要です。
5Vの汎用品なので、何かピッタリなのはないかなぁと探して
みると、家の中にありました。
以前、格安だと紹介したUSBハブのACアダプタがピッタリでした。
トップポートUSBハブ:U2H-I4SSV
これでファームウェアも無事にアップデートできて、あとは
バッテリーを待つのみです。
なんとも寄せ集めな状態になってしまいましたが、これでカメラの
寿命が延びたんですから、良いことかなぁと。
なかなかマニアックで楽しそうなカメラなので、使うのが楽しみです。
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034月
上海で開催している開発者向け会議の基調講演で、ピンボケ写真
から合焦した画像を作り出すという技術「Light Field Photography」
というのが紹介されたそうで。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2008/04/03/8249.html
内容としては、レンズの光学特性や画角、ピント位置などから逆算
して本来の合焦画像を生成するというものらしいです。
「Wavelet Relighting」という言葉も出てくるので、おそらく周波数空間
上の逆フィルタのようなものを掛けてあげるのでしょうね。
ただ、記事では1枚の画像は「周囲の光と混ざり合っているだけで、
情報が失われているわけではない」としていますが、それはちょっと
どうかなぁと思います。
ボケというのは加算型のコンボリューションで、他にもこれを「逆算」
するデコンボリューションの処理は結構発表されていますが、1枚では
レンズの光学特性も単純ではありませんし、空間を通過する間にも
情報はかなり複雑に欠落してしまうような気がします。
記事で紹介されているように、一直線上に被写体が並んでるケースや
至近距離のボケは逆算できても、遠景や、より複雑な配置での解析は
かなり難しいのではないかと。
より現実的なのは、2枚写真があることでしょうね。
任意の異なる合焦位置の2枚があれば、かなり精度を上げて合焦
画像が合成できるような気がします。
とはいえ、こうした技術が進むことは、画像処理に関わる身の私と
しては興味深くもあります。
ただ、一方で銀塩写真でレンズの味が云々などと言っている趣味の
自分にとっては、ちょっと味気ない世界だなぁとも思ってしまいますね。
あと、こうした技術があっても、手ぶれがあるとやっぱりこれはまた
別の処理技術を要しますし、ぶれの「軌跡」がわかる必要が出てきます。
ですから、手ぶれのない写真を撮るのは、今後もまだまだ大事という
ことですね。
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293月
F100fdなどの影で目立ちませんが、FUJIFILMの廉価版コンデジ
「FinePix J10」を触ってきました。
以前のAシリーズとかとは違って、パッと見、COOLPIX S600あたりに
似た感じのデザインで、シンプルですが安っぽくないデザインかと。
CCDはサイズに合わせて、1/2.5型と小さいのは、やや残念ですが
Zシリーズでもそうですし、このサイズでもそこそこ高感度には
耐性があるほうじゃないかと思います。
レンズはこれまた残念ながら広角寄りではなく、38~113mm相当と
むしろやや望遠寄り。
ただ、レンズはF2.8-5.2と、なかなか頑張ってると思います。
操作した時のレスポンスはCOOLPIX S600あたりと比べると、ごく
普通の速度といった印象ですが、この価格帯で考えれば立派な
ものじゃないでしょうか。
撮影時質量で約127gと軽量ですが、ホールディングは良いですし、
かといって収納スペースは小さく、昔のOptio Sシリーズを彷彿と
させるイメージが、私には好印象でした。
しかも、なんといっても価格が安いですよね。
出たばかりなのに、1万円台前半とかですからね。
コストパフォーマンスは、なかなか高いと思いますです。
唯一、欠点っぽく感じたのは、マクロの弱さです。
広角端でマクロモードでも、最短約15cmというのは、RICOHを
使ってる私としては、ちょっと遠いなぁと。
ですので、比較的、屋外での撮影が多くて、スナップ中心の方なら
十分オススメできる機種だと思いました。
価格が安いので、お子さん向けや、ご両親へのプレゼントなどにも
良いかもしれません。
Filed under: DigitalPhoto