0610月
「Foveon X3」を搭載した米ポラロイドのコンパクトデジカメ
「x530」が12月に日本でも発売されることが決定したようで。
店頭予想価格は45000円前後の見込みとのこと。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2004/10/06/216.html
ただ、発売は日本ポラロイドではなく、NHJからだそうです。
このデジカメの特徴は、なんといっても「Foveon X3」の搭載ですよね。
1/1.8inchで、有効画素150万画素x3層の「Foveon X3」を積んでます。
CCDと違って、一画素で色を完全に表現できるので、
ローパスフィルタが不要で、数字以上の解像感が得られるんです。
また、レンズはF2.6~3.4のリコー製の3倍ズームです。
リコー好きとしては、なんとも惹かれる仕様ですよね~。
リコーらしく、マクロは1cmからOKですし。
シグマのSD10になると、「ちょっと冒険しづらい」という方も多いでしょうが、
この「x530」なら、セカンドカメラとして冒険してみたくなりますよね?
私も冒険してみた~い。(笑)
299月
RICOHがデジカメ版「GR1」の登場をほのめかすボードをPhotokinaで
展示してるそうで。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2004/09/29/160.html
「GR1」の写真の下に『2005 What would you expect next?』
との表記がされてます。
これは、どう見ても来年、何かGR1に関連した何かが発売されるってことですよね?
ちなみに、「GR1」は4群7枚構成で28mm F2.8の短焦点レンズを積んだ
「通好み」の銀塩コンパクトカメラでした。
この新しいデジカメでは、レンズだけでなく、もう一つくらい驚かせる
フィーチャーを入れ込んでほしいですね。
例えば、撮像素子にFoveon X3を使う、とか…。
Foveon X3を搭載したコンパクトカメラが、ぜひ出て欲しいなぁと
思ってるんですよね、個人的に。(笑)
229月
(9/22 8:50更新)
価格が値下げになってたので、更新して再掲しときます。
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SIGMAの一眼レフデジカメ「SD10」が、
マップカメラで特価になってます。
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このカメラ、1画素でRGB3色を取り込めるFOVEON X3を
使っているので、偽色のなさが魅力なんですよね。
それに、ローパスフィルタがいらないので、解像感もしっかり。
記録方式は、RAWのみでして、RAW現像ソフトの
「SIGMA Photo Pro」は、先日、Ver.2.1にアップデートしてます。
http://www.sigma-photo.co.jp/downloads/
バージョンアップで、ホワイトバランスに新しいオプションが追加されたり、
撮影情報の表示項目が増えていたり、画像処理方法が改善されて、
現像画質もアップしてるとのこと。
CanonやNIKONに隠れて目立たない存在ですが、
素性の良い、名作だと思いますです。
236月
シグマの一眼レフデジカメに採用されている
Foveonイメージセンサーに新製品、「Foveon F19」が登場したそうで。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0406/22/news021.html
F19は1/1.8インチで、450万画素相当のCMOSタイプのセンサーです。
これだけ見ると、「大したことない」って印象ですが、
Foveonは1ピクセルでRGBを全てキャプチャできるので、
シャープで鮮やかな色を実現できるんですよね。
これは、方式的に偽色が発生しにくいことによるところが大きいかと。
CCDでは、RGB の各色がモザイク状に配列されていて、
ここから1ピクセル相当を算出する補間処理が施されます。
ここで、どうしても少なからず偽色が発生してしまうんですよね。
また、偽色をなるべく減らすために、CCD の前面に置くローパスフィルタが
設置されているケースがほとんどです。
これにより、画像の解像感が損なわれてしまうんです。
Foveonでは、補間処理もローパスフィルタも不要なので、
シャープで偽色のない鮮やかな色が実現できるというわけです。
詳しくは、シグマの解説ページをご覧になると、よりわかりやすいかと。
http://www.sigma-photo.co.jp/sd10/quality/index.htm
このF19を使ったデジカメがPolaroidから発売されるようです。
「Polaroid x530」という機種で、RAW撮影にも対応とのこと。
価格も399ドルと、お手軽みたい。
日本でもこのセンサを使った商品を、どこか発売してくれないかなぁ。