SONYの新しいデジカメ「DSC-WX1」が店頭に並んでいたので、早速、
触ってきました。
広角24mmの明るい「Gレンズ」搭載デジタルカメラ SONY Cyber-shot DSC-WX1 ブラック
まず、第一印象は「デザインがサイバーショットっぽくない」です。
私もそういう気はしましたが、特に紗羅はそう感じたようです。
直線的なデザインで、確かになんとなく、NikonやFUJIFILMっぽい印象も
あります。
これが安っぽく感じる方もいらっしゃるようですが、個人的にはシンプルさの
中に80年代あたりのSONYのテイストを感じました。
この機種といえば、裏面照射の素子が話題なわけですが、店頭ではさすがに
その実力を完全に試すことはできませんでした。
ただ、液晶でみる限りでも、素性の良さは感じます。
低感度でややざらつく印象もありますが、それはノイズリダクションが
少なめということでもあり、写真の立体感を損なわずにすむのではないかと
思われます。
そして、もうひとつの目玉だと思われる「スイングショット」が非常に
良くできていますね。
撮影時、画面の指示にしたがって、スイングするだけでパノラマ写真が
撮れるわけですが、スイングのスピードの自由度が高いのが、非常に良いです。
ゆっくりスイングできるし、途中でスイング方向を変えたりしても、
そこですぐにエラーが表示され、親切なUIです。
もちろん、合成の精度も高いので、非常に実用になる機能です。
24mm相当のワイドなレンズとあいまって、積極的に使いたいと感じる
出来に仕上がっていました。
その24mmレンズですが、これはこのカメラに限った話ではありませんが、
ワイド端でのマクロだと、パースがきついのが、やや気になります。
途中域でも最短撮影距離を短くしてほしいし、マクロ時のズーム位置を
記憶、設定できると良いなぁと思います。
裏面照射はまだ出たばかりですが、なかなか良くまとまっている機種だと
感じました。