Adobeの画像処理ワークフローソフト「Photoshop Lightroom」の
体験版が配布されていたので、試してみました。
アドビ【税込】Photoshop Lightroom 1 日本語版
主にMac版を使ったのですが、PC版とも操作性は統一されていて、
しかも製品がハイブリッド版なので、そこは良いですね。
ただ、ライセンスを見ますと、複数台にインストールすることは可能ですが、
同時使用は禁止、さらにMacとWindowsは、どちらか一方だけしか
インストールしてはいけないようです。
http://www.adobe.com/jp/products/photoshoplightroom/productinfo/faq/
同時使用は確かにまずいでしょうが、MacとWindowsは双方で使えると
ありがたかったなぁと思います。
で、使い勝手のほうですが、基本的にはApertureと同じ考え方に
基づいたソフトだなぁという印象です。
大量の画像を管理することも考えられていますし、補正の比較なども
かんたんに出来て、大量のRAW現像には、Photoshopよりずっと効率的
でしょう。
また、RAW現像のパラメータもPhotoshop CS2よりも多く、細かな調整が
できます。
レタッチではなく、あくまでも「現像」で仕上げたい方にはLightroomの
ほうが向いていると思います。
おまけにお値段もうーんとLightroomのほうが安いんですからね。
で、実際にPhotoshop CS2とLightroomで現像した例を挙げておきます。
実画像サイズ |
640 x 434 ( 52 kB ) |
Exif 情報 |
モデル名 |
PENTAX *ist DS |
ISO 感度 / 露出補正値 |
200 / 0.0 |
露出時間/絞り |
1/2000 秒 / F 5.6 |
露出補正値 |
0.0 |
焦点距離 (35mm 換算) |
300.0 mm (450 mm) |
全 Exif 情報表示… |
実画像サイズ |
640 x 434 ( 52 kB ) |
Exif 情報 |
モデル名 |
PENTAX *ist DS |
ISO 感度 / 露出補正値 |
200 / 0.0 |
露出時間/絞り |
1/2000 秒 / F 5.6 |
露出補正値 |
0.0 |
焦点距離 (35mm 換算) |
300.0 mm (450 mm) |
全 Exif 情報表示… |
上がPhotoshop CS2、下がLightroomです。
色温度がちょっと違ってますが、まぁそこも含めて追い込みやすいのが
Lightroomということで。(^^;
一見して、CS2のほうが線が太いです。
Lightroomは線が細く、それでいてちゃんとエッジは途切れていません。
おそらくCS3相当か、それ以上のエンジンでしょうから、差が付いても
仕方ないでしょう。
Apertureとは直接比較しませんでしたが、Photoshopに慣れた方なら
Lightroomのほうが馴染みやすいでしょう。
ただ、ソフト単体で評価すると、Apertureのほうがやや軽快で、UIが
分かりやすいように思いました。
Apple Aperture 1.5 [MA715J/A]
私としては、MacではAperture、WindowsならLightroomをオススメする
といったところではないかと感じました。