• 0212月

    クマデジタルさんが最近のデジタル一眼は高感度耐性が高く
    なっているので、「ISOを上げることが前提の、尖ったスペックの
    レンズなども設計できるんじゃないだろうか
    」という、ご提案だったので、
    コメントがてら、エントリーしてみます。

    結論からいうと、まさにそういう設計なのがマクロレンズだと思います。


    SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG Canon用

    無限遠の描写は、レンズによっては満足いく性能が出ないケースも
    ありますが、大抵の場合は全域にわたって、非常に高性能で、
    しかもコストパフォーマンスも高いんですよね。

    また、昔から開放F値を無理しないレンズが、画質面で評価が高いのも
    良くあることです。
    とりわけ、人気が高いのは、ズミクロンですね。


    《中古並品》Leica ズミクロン R50mm F2 フード組込 (3-CAM)

    一番人気は初期型の「先細ズミクロン」ですけど、ライカボディで
    使うなら、後期のもののほうがカムの関係で使いやすいです。

    マウントアダプタで使うなら、初期型がお買い得でしょう。


    フォーカスエイド対応EOS - LEICA電子マウントアダプタ

    もっと安い「XR RIKENON 50mm F2」なども隠れた名レンズとされて
    いますしね。

    「F2なら明るいじゃん」と思われるかもしれませんが、あまり暗いと
    被写界深度などの表現の幅が狭まる恐れもありますし、ほどほどが
    よろしいかと。

    ちなみに、まさにそういう設計を心がけているのが、フォーサーズの
    レンズ群なんですよね。


    OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 MACRO

    テレセントリック性の高い光学設計を重視していますが、これは
    マウント径なども含めて規格制定したのが活きているといえるでしょう。

    ですから、既存のマウントを使う他のレンズマウントでは、レンズ単体で
    「尖った設計」が可能かといわれると、結構制限があるといえる面も
    あろうかと思います。

    とはいえ、マクロレンズ的なアプローチをした、今の時代に即した
    デジタル時代のレンズというのも、確かにアリなのかなぁと感じました。

    Filed under: Photo
    2008/12/02 10:24 am | 4 Comments
  • 2511月

    うちにはシグマの銀塩一眼レフが2台ほどある関係で、SAマウントの
    レンズが結構揃っています。

    そんな中、180mmマクロをEOSでも使ってみたいなぁと思い立ち、
    EOSマウントに改造できないか、試してみました。


    《中古美品》SIGMA AF 180mm F3.5 APO MACRO EX HSM (CANON)

    用意したのはEOSマウントの90mmマクロ。これのマウント金具を
    外して、180mmと交換してみます。
    金具自体は同じ形状で、ねじ穴の位置も同じでした。

    ただ、電子接点の取り付け位置やネジ位置が微妙に違うんです。
    この影響で、単なるMFレンズとしては使えるものの、AFは動作
    しませんでした。

    この状態では絞りも開放でしか使えませんから、実用は厳しいですねぇ。
    まぁ、使えたとしても古いシグマのレンズではErr99が出て、
    開放以外の絞りでは使えないでしょうけれど。

    こうなってくると、シグマの一眼レフも欲しくなりますね。
    以前よりはだいぶ安くなってますから、機会があればゲットしてみたい
    気もします。


    【送料無料】SIGMA SD14 ボディ /デジタルカメラ

    Filed under: Photo
    2008/11/25 9:24 am | SAマウントをEOS改造、成功せず はコメントを受け付けていません
  • 2211月

    サンニッパといえば、カメラ好きの方ならすぐ分かるかと思いますが、
    「300mm F2.8」のことで、明るい望遠レンズを指します。

    望遠で撮ることが少ない人でも憧れるレンズですが、お値段も
    通常は尋常でないんですよね。

    そんな中、安いのを探したら、どのくらいまであるんだろう?と思い、
    調べてみました。

    すると、Tokinaのニコンマウントなら、中古ですが10万円を切るんですね。


    《中古美品》Tokina MF 300mm F2.8 SD (ATX300 Nikon-Ai)

    そして、もうひとつの手段はフォーサーズという手段です。
    これなら、150mm F2.8で、実質サンニッパ相当になりますからね。
    これだと新品でも7万円を切ります。


    シグマ APO MACRO150mmF2.8 EX DG HSM フォーサーズマウント

    さらに安く済ますなら、マイクロフォーサーズを使います。
    これにFDレンズのマウントアダプタを使えば、5万円もせずに
    実現可能ですね。


    《中古並品》Canon FD 200mm F2.8 S.S.C.

    それでも私にはまだまだ遠い世界ではありますが、一本くらいは
    こうした望遠レンズも欲しい気がします。

    Filed under: Photo
    2008/11/22 8:24 pm | 2 Comments
  • 1111月

    FOVEONのセンサーを積極的に活用してきたシグマが
    FOVEON社の株式を100%取得したそうで。
    http://www.foveon.com/press_article.php?a=248

    もちろん、センサーの開発事業は継続するそうで、2000年以来
    ずっと続いてきたFOVEONセンサーの採用は今後も続きそうで
    一安心です。

    ただ、他社が同一のセンサーを採用する可能性はむしろ下がる
    かもしれないのは、ちょっと残念かもしれません。

    とはいえ、コンパクトカメラのDP1のような、尖ったカメラはシグマ
    だからこそ、作れるのかもしれませんね。


    【中古デジカメ】 SIGMA DP1税込/送料無料

    個人的にはSAマウントのレンズは4本ほど持っているので、
    SD14に興味があります。


    【送料無料!】《中古美品》SIGMA SD14

    もっと古い機種でも良いので、こちらはぜひ探してみたいと
    思っています。
    もちろん、今後の新機種にも期待ですね。

    Filed under: DigitalPhoto
    2008/11/11 5:58 pm | シグマがFOVEON買収 はコメントを受け付けていません
  • 0811月

    このところの多画素デジカメの乱立の中、アンチテーゼのような
    タイトルですが、「デジカメに1000万画素はいらない」という新書が
    出ているようで。

    4062879638 デジカメに1000万画素はいらない (講談社現代新書 1963)
    たくき よしみつ
    講談社 2008-10-17

    by G-Tools

    タイトルほど強烈な批判ではなく、デジカメならではの良さや
    面白さを簡単に解説してくれている本みたいではあります。

    ただ、ベイヤー配列を解決せずに、どんどん画素数ばかり増やす
    というのは、「素人騙し」みたいなところは、確かにありますよねぇ。

    そういう意味では、真面目に取り組んでいるのは、シグマのDP1
    だとも言えますね。


    【中古デジカメ】 SIGMA DP1税込/送料無料

    ただ、お世辞にも誰にでも使いやすいカメラとは言えないのが、
    この世界の難しいところなのですが。

    もう少し現実的な取り組みをしているのはCASIOのEX- F1かも。


    カシオ EXILIM PRO EX-F1

    まぁ、こちらもなんとなく将来的には高画素化が進んでいきそうですが。
    いずれにせよ、デジタルならではの本質的な良さを活かすものを
    チョイスするよう、心がける必要があるなぁと実感しました。

    そうしたこともひっくるめて、デジカメ選びの参考になる一冊かと
    思います。

    Filed under: Book
    2008/11/08 7:58 pm | 2 Comments
  • 2310月

    AdobeのRAW現像ワークフローソフト「Lightroom 2」が2.1にアップデート
    しています。

    B001CHLZ7M Adobe Photoshop Lightroom 2.0 日本語版 Windows/Macintosh版
    アドビシステムズ 2008-09-12

    by G-Tools

    日本語版のアップデートファイルはまだ正式公開されてないみたい
    ですが、体験版をダウンロードしてインストールすれば、2.1の
    日本語版にアップデートできました。

    今回のアップデートでは、新たに9社15機種のカメラに対応しています。

    OLYMPUS CAMEDIA SP-565UZ
    Canon EOS Kiss F
    Canon EOS 50D
    Kodak EasyShare Z1015 IS
    SIGMA DP1
    SONY α900
    Nikon COOLPIX P6000
    Nikon D700
    Nikon D90
    PENTAX K-m
    Leaf AFi II 6
    Leaf AFi II 7
    Leaf Aptus II 6
    Leaf Aptus II 7
    FUJIFILM FinePix IS Pro

    COOLPIX P6000はメーカーでもサポートに苦慮しているようなのに、
    もう対応してきたというのは、素早い対応で、うれしいですね。


    Nikon COOLPIX P6000 ブラック +SDカード2GB+液晶保護フィルム付き

    この他にも、Photoshopとの連携や、Windows Vista 64bit版での
    Webモジュールの安定性向上、Mac OS X 10.5上で64bitアプリとして
    使用する場合のパフォーマンス向上が図られているそうです。

    私はApertureと併用していますが、64bit対応が強化された点や
    対応カメラの拡充が早い点などを考えると、一歩リードした感じも
    しますね。

    ただ、Apertureはアドインが使えるなど、それぞれ一長一短もあるので、
    うまく使い分けていこうと思います。
    次のバージョンになる頃には一本化したいと思いますけどね。

    Filed under: DigitalPhoto
    2008/10/23 6:36 pm | Lightroom 2.1 はコメントを受け付けていません