このところ、光学ファインダーにこだわった一眼レフが結構出て、
視野率100%の機種が増えてきています。
そして、同様に手ぶれ補正も非常に一般的なものになっています。
そんな時に意外と良く目にするのが「手ぶれ補正があると、視野率
100%は意味がないのでは?」という意見です。
特に本体内手ぶれ補正だと、撮像素子が動くので、覗いているのと
ずれるのでは?という印象があるのでしょう。
でも、手ぶれ補正をするということは「撮り始めた時点での
ファインダー視野をキープ」するように動かすわけですから、
シャッターボタンを押した時点に見えてみた像が維持されます。
つまり、視野率100%で見ていたファインダー像そのものが
記録されるというわけですね。
ですから、両者はしっかり共存できます。もちろん、光学手ぶれ補正も
理論的には同様です。
個人的には本体内手ぶれ補正、NikonやCanonにも採用してほしい
ところですが、交換レンズによる利益が多いビジネスモデルからすると
難しいのでしょうねぇ。
ちなみに、現状で本体内手ぶれ補正と視野率100%を謳っている機種は
オリンパスのE-3、SONYのα900、そしてPENTAXのK-7の3機種です。
こうしてみると、どれもとてもこだわりのあるモデルで、どれも
欲しい機種だなぁと思います。
とりあえず、優先候補はE-300の後継として、E-3かなぁ。