• 306月

    ソニーのデジタル一眼「α330」が店頭に並んでいたので、触ってきました。


    デジタル一眼レフカメラ〈α330ズームレンズキット〉 DSLR-A330L ブラック

    まず触ってみると、ずいぶんコンパクトになっているなぁと感じます。
    Webなどで見ているときは前モデルと大して違わないという印象
    だったのですが、ぐぐっと凝縮した印象で、質感も両立していて、
    良い雰囲気です。

    デザインもソニーらしさがだいぶ組み込まれてきた感じで、メモリスロットの
    カバーがスライド式になっていて、ここがかなりカッコイイです。
    内容的にも、今回からSDカードが使えるようになっているので、
    そのあたりもコンパクトデジカメからの移行に良さそうです。

    チルト液晶もコンパクトなボディに良くまとめたなぁと感じます。
    ただ、全体的に細い感じで、アームや液晶への配線など、強度が弱そうに
    見えてしまって、破損や故障がちょっと心配かも。

    とはいっても、強度については見かけだけでは判断できない部分もあるかと
    思います。
    それよりも機構も簡略化されているので、縦位置に対応しないあたりのほうが
    気になる方が多いかもしれません。

    あと、前機種もそうですが、やはりファインダーの狭さが残念なところです。
    ライブビューとの切り替え機構の関係で仕方ない面もあるのでしょうが、
    接眼部分にマグニファイヤーを組み込むなど、改善策が取られると、
    さらに良いかも。

    とはいえ、この機構のおかげで実現している非常に高速でスマートな
    ライブビューはやっぱり快適です。
    AFも速いですし、常用できるライブビューはかなりオススメできるかと。

    正直、下位モデルのα230で十分じゃないかと、以前は思っていたのですが、
    これだけ使いやすいライブビューなら、こちらのモデルのほうが良いと
    思います。

    また、キットレンズはAF駆動のショックや音が多少ありますが、大きさの
    バランスも良く、お値段的にも安いので、これも良い選択肢だと思いました。

    全体的に非常に完成度が高く、二強を追いかけようと頑張ってるなぁと
    感じる出来です。
    今のシェアでは大変な部分もあると思いますが、ぜひαの血統を守っていって
    ほしいなぁと思います。

    Filed under: DigitalPhoto
    2009/06/30 8:29 pm | SONY α330、触ってきました はコメントを受け付けていません
  • 256月

    みんぽすさんにお借りしたヘッドセット「MetroFi 220vi」の3回目の
    レビューは、手持ちのヘッドホンを集めて、比較試聴です。

    このレビューはWillVii株式会社運営の国内最大級家電・PC・携帯・ゲームレビュー・クチコミサイト「みんぽす」から、「モノフェローズ」として...

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    試聴に使用したのは、土岐麻子さんの「都会」土岐麻子 - Summerin' - 都会、奥華子さんの
    「三度目の冬」奥 華子 - 恋手紙 - 三度目の冬、そして、岡本真夜さんの「手紙」です。

    iMacのiTunesとSONYのCDプレーヤー「CDP-557ESD」の双方で
    ヒアリングしてみました。
    なお、イコライザは使わず、各機器のヘッドホン端子で試聴しました。

    まずはApple純正のヘッドホンから。

    高域・低域ともなだらかに下降するかまぼこ形で、聴き疲れしない音です。
    iPodにも共通する素直さを感じます。
    あと一歩、低域がもう少し伸びれば化けそうな感じがしますが、付属品にしては
    十分な音質かと。

    次はradiusのカナルタイプ。

    全てのヘッドホンの中でも、能率が良いですね。
    MetroFiと傾向は似ていますが、音の純度が少し低い感じです。
    やや枯れた雰囲気もあって、イギリス製ミニスピーカーといった感じでしょうか。

    そして、AKGのインナーイヤー「K12P」。

    こちらも能率は良いですが、radiusとは違って、はつらつとした音です。
    セパレーションが良く、高域の伸び、抜けがよいですが、ややドンシャリ
    傾向があり、サ行が少し耳に付くことがありました。

    iTunesだと比較的バランスが良いのですが、CDになると帯域の狭さが
    かなり目立ちます。
    いわゆるウォークマンって感じの音のまとめ方かもしれません。

    次はSONYの廉価版大口径「MDR-XD100」です。

    能率はだいぶ低いですが、さすがに口径の大きなユニットで、低域が
    無理せず出ているなぁと感じます。
    反面、高域の純度はイマイチで、声の抜けも、あと一歩かなぁ。
    AKGに余裕を与えたような感じではありますが、傾向は似ているかも。

    そして、本命のMetroFi 220viです。

    まず、目立つのが、アタックノイズです。
    ピアノやボーカルの吹き込みなどで、ボソっとした感じの音が耳に付く
    ことがあります。
    言い換えれば、それだけダンピングファクターが良いのかもしれません。

    中高域の抜けがイマイチで、低域がややブーミーですが、ぼやけた
    印象はなく、長く聴き比べていくほどに実力を感じます。
    傾向としてはAppleのものを高音質にした感じというと、わかりやすいでしょうか。

    特に、中低域の厚みはオーディオ的な表現力を持っており、この魅力に
    ハマると、国産メーカーっぽい音のまとめかたの他社製品では満足
    しなくなるかも。
    オーディオで言うと、JBLのような雰囲気を持っている気がします。

    とはいえ、前回もイコライザで調整したように、帯域ごとのバランスは
    少し不満も残ります。

    そこで、イヤーチップを交換してみることにしました。
    手持ちのカナルタイプがあまりないので、Radiusのものを使ってみます。
    左が純正の最小タイプ、右がRadius付属のものです。

    MetroFi 220viのイヤーピース交換
    MetroFi 220viのイヤーピース交換 posted by (C)MacBS

    交換すると、明らかに音色は変わりました。
    高域が伸びて、軽くなり、音のバランスはだいぶ改善しました。
    アタックもまだ少し強いですが、かなり軽減されます。

    遮音性は少し落ちますが、個人的には、このくらいがちょうど良い気がします。
    反面、音の純度は少し落ちましたが、イヤーピースを交換するのは非常に
    効果的だと思われます。

    交換用のイヤーチップはメーカーからは付属の3種類のみのようですが、
    ダイソーでも売ってるらしいので、今度、それを試してみようかな。
    できればメーカーからも大きさだけでなく、チューニング用のイヤーチップが
    提供されると良いなぁと感じました。

    Filed under: Mono Fellows
    2009/06/25 9:41 pm | MetroFi 220vi レビュー 比較試聴編 はコメントを受け付けていません
  • 246月

    AdobeのRAW現像ワークフローソフト「Lightroom」が2.4にアップデート
    していたので、早速アップデートしました。
    http://www.adobe.com/jp/downloads/updates/

    今回は新機種への対応が主のようですが、かなり幅広く対応が広がった
    印象です。
    具体的な追加モデルは以下の通りとのこと。

    EPSON R-D1x
    OLYMPUS E-620
    OLYMPUS E-450
    Canon EOS Kiss X3
    Canon PowerShot SX1 IS
    Kodak EasyShare Z980
    SIGMA DP2
    SONY α380
    SONY α330
    SONY α230
    Nikon D5000
    Panasonic LUMIX DMC-GH1
    PENTAX K-7
    ハッセルブラッド各種

    早々とペンタックスK-7に対応してるのは、すごいですね。
    発売までもうすぐですが、すぐに現像できるのはうれしい方も多いかと。
    むしろ、本体のほうが入手困難っぽいですけどね。


    【★送料無料/代引手数料無料】ペンタックス(PENTAX)K-7レンズキット【DA 18-55mm F3.5-5.6 AL …

    ほかにもNikon D5000などに対応しているので、こちらは待ちに待った
    というところでしょうか。

    ぼちぼちRAWとJPEGの中間となる規格も欲しいような気もしますが、
    JPEG XRはどうなったのかなぁ?

    まぁこれも革新的なほどの差はないようですし、デジカメも水増しみたいな
    画素数競争ばかりだから、まだそれほどニーズが高まってないのかもしれません。

    Filed under: Mac
    2009/06/24 7:37 pm | 2 Comments
  • 156月

    Webを見ていたら、「3万円台で買える、「イチオシ」デジカメ」という記事を
    見つけて、見てみたらコンパクトデジカメでした。

    でも、今ならデジタル一眼でも、3万円台で十分買えるんですよね。
    その代表選手がSONYのα200かと。


    デジタル一眼レフカメラ SONY DSLR-A200Kズームレンズキット

    シンプルなモデルではありますが、本体内手ぶれ補正もありますし、
    必要十分ともいえるスペックです。

    細かいことをいえば、ファインダの見えとかで、私が使っているα700とは
    差がありますが、撮れた画に決定的な違いがあるものではないかと。

    新品だと、さすがに選択肢は限られますが、E-520あたりなら、
    ギリギリ狙えるところかも。
    もちろん、中古なら、レンズキットで3万円台です。


    【送料無料!】《中古良上品》OLYMPUS E-520 レンズキット

    フォーサーズはフルサイズと比べて、うんぬん…などと言われがちですけれど、
    レンズが概して優秀ですし、フルサイズでも結局絞らないと光学性能が確保
    できないことも多々あります。

    コンパクトなボディゆえに持ち歩ける場面も増えるわけで、お散歩カメラを
    楽しむには非常に良い機種です。

    中古でいえば、PENTAXも非常に良い選択肢です。


    【送料無料!】《中古良品》PENTAX K10D

    ボディ単体なら、モデルによっては2万円を切るものもありますから、
    浮いたお金はレンズに投資できますからね。

    そうはいっても、携帯性などの面からコンパクトデジカメを使うのも
    選択肢としては間違っていないと思います。
    アマチュアな私たちにとっては、写真は撮ってこそ楽しいものですしね。

    Filed under: DigitalPhoto
    2009/06/15 9:39 pm | 2 Comments
  • 295月

    先日、久しぶりにいつもと違うカメラ店に立ち寄ってみました。
    そこで見つけたのが、カシオのスリムデジカメ「EX-S3」です。

    CASIO EX-S3
    CASIO EX-S3 posted by (C)MacBS

    以前も「EX-S2」をゲットしましたが、こちらは320万画素になって、
    レンズカバーも付いたり、だいぶ進化しています。

    レンズは相変わらずの単焦点で、35mm相当の固定焦点です。
    これだけ割り切った機種も、今はもうありませんね。

    ちなみに現行機種で最薄っぽいのはSONYのDSC-T90かなぁ。


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    これが13.9mmくらいだそうですから、EX-S3の11.9mmよりは厚いです。
    まぁ、ズームやら手ぶれ補正などもありますから、一概には
    比べられませんけれど、EX-S3のCCDは1/1.8型と、意外に大きめです。

    これらを考えると、今のコンパクトデジカメの進化って、どれほどのものなのか
    考え直してみるべきなのかもしれません。

    Filed under: OurCamera
    2009/05/29 9:26 pm | CASIO EX-S3 はコメントを受け付けていません
  • 235月

    このところ、オリンパスの運営している写真コミュニティ「Fotopus」が
    楽しくて、色々と写真をアップロードしています。

    サイト自体は速度が遅かったり、色々と不満がないわけでもないのですが、
    コミュニケーションとか、投稿したくなる仕組みがなかなか良く考えられていて、
    ついつい覗いてしまうんですよね。

    ただ、なにせオリンパスのサイトですから、オリンパスで撮った写真を掲載するのが
    基本です。
    紗羅はE-300を愛用していますが、私のデジタルはNikonとSONYの体制。

    ですから、フィルムのほうで参戦しようと、先日撮ったPEN FTのフィルムを
    現像に出してきました。

    地元で出すのは久しぶりだったんですが、12枚撮りでも結構高めですねぇ。
    それでも、フィルムのほうがワクワク感は断然上だから、それだけの価値は
    あると思います。

    あくびジョブ
    あくびジョブ posted by (C)MacBS

    ハーフだと、いつも使っているミノルタのフィルムスキャナはコマを自動認識
    しないので、Canonのフラットベッドでスキャンしようかと思いましたが、
    ACアダプタが見あたらず…。(^^;

    ミノルタのほうでスキャンしましたが、ちょっとノイズが目立ちますねぇ。
    後処理でDfineを通したら、だいぶ良くなりましたが。

    Nik Dfine 2.0 日本語版 Nik Dfine 2.0 日本語版

    by G-Tools

    それにしても、やっぱりフィルムは楽しいですね。
    スローな感じで撮って、それをまたのんびり眺めるのが、良いリズムです。

    オリンパスのマイクロフォーサーズはPENのフィロソフィーを受け継ぐそうですが、
    ぜひこの感覚も引き継いで欲しいなぁ。


    【送料無料!】《中古良品》OLYMPUS PEN FT

    12枚撮りとはいえ、ハーフだと24枚あるので、他にも結構、お気に入りの
    写真が撮れたみたいです。
    徐々にFotopusにアップしていこうと思っています。

    Filed under: FilmPhoto
    2009/05/23 11:04 pm | PEN FT、現像上がり はコメントを受け付けていません