• 124月

    少し前にゲットしたフジのコンパクト「FinePix F60fd」ですが、
    失礼ながら、予想以上に良い感じで、最近のお気に入りです。

    私はややアンダー気味のほうが好きで、逆にコンパクトは大抵、オーバー
    寄りの露出のことが多いんですよね。
    この機種も最初は-0.3EVにしてあったのですが、この機種に限っては
    補正なしでしっくりくることが多いです。

    1200万画素と、我が家では一番の高画素モデルになるので、ノイズ感が
    心配だったのですが、感度をISO100に固定しておけば、かなり良い感じ。
    シャープさも画素数なりとまではいかないまでも、コンパクトでこれだけ
    撮れれば十分かな。
    レンズが3倍ズームと欲張っていないのも良いのかもしれませんね。

    基本的には古いカメラが好きなんですけど、そうは言っても新しいカメラは
    進化しているのは確かなんだなぁと。
    裏面照射のWX1あたりも中古がかなり下がってきてるし、売る側の
    立場としては過酷な市場ですが、ユーザーの私たちにとっては
    うれしいことではありますね。
    とはいえ、もう少し、製品のライフサイクルを長くしてあげないと
    カメラたちはかわいそうかなぁとも思う複雑な心境ではあります。


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    2010/04/12 10:06 pm | F60fdが最近のお気に入り はコメントを受け付けていません
  • 293月

    ロシアンな偽ライカを、デザインそのままにデジカメにしちゃった
    強者がいらっしゃるようで。
    まずは説明より実際の動画を見ていただいた方がわかりやすいかと。

    バルナックのサイズにSONYのDSC-WX1がすっぽり収まっています。
    おまけにバッテリーは汎用性の高いものに変更してあるあたりが
    すごいというか、こだわりといいますか…。

    私も結構、カメラをイジッたりしていますが、これを見ちゃうと
    私など、ヒヨっ子みたいなものですね。
    技術的なバックボーンも必要ですが、なにより愛情がすごいなぁと。

    ほかにもdemiをCマウントに改造したりもされてるようで、ここまで
    できちゃうんだなぁと、ひたすら感心しました。

    ちなみに、Ryuさんのお店ではオートハーフをデジカメに改造されて
    販売されていらっしゃいます。
    こういうのって、今は素晴らしい個人の技術者主導で展開されてますが、
    ぜひメーカーさんも復刻的な感じで、どしどしやってほしいですね。
    PENTAXのOptio I-10あたりがそのはしりではありますけど、
    今後はどんどん増えていってほしいなぁと思います。


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    2010/03/29 9:57 pm | 5 Comments
  • 243月

    ニコンの高倍率ズーム機「COOLPIX P100」が店頭に並んでいたので、
    ちらっと触ってきました。

    うちにあるものだとFinePix S8100fdが近い感じですが、あれでも
    18倍ズームですけど、こちらは26倍ズームです。
    まぁ、ズーム倍率ばかり議論するのは画素数を競うのに似たところも
    ありますけど、手ぶれ補正や裏面照射型CMOSの効果と相まって、
    実用性もなかなかな印象です。

    ISOオートだと基本のISO160から800の範囲で感度が変化します。
    もうちょっと好感度までイケそうな気もしますが、800でも十分
    実用範囲ですし、望遠端でもF5.0と意外と暗くないので、シャッター
    スピードもそこそこ稼げるんじゃないかと思います。

    S8100fdと比べると作りがしっかりしていて、高級感があります。
    コンパクトだけど、見た目よりはずっしりとした重みもありますし。
    バッテリーを入れると481gだから、最近のミラーレスだと軽量さでは
    負ける場面もあるかも。
    とはいえ、前述のように26倍ズームレンズ込みですからね。

    店内でちょっと撮影してみると、個体差かもしれませんが、露出が
    ややオーバー目に振れる時が多々ありました。
    逆光耐性を上げるために光源が入ったら多少、プラス補正が勝手に
    働いているのかもしれません。

    絵の傾向はやはり裏面照射ということで、SONYのWX1あたりに
    似ている気がしますね。
    作品としての写真にはやや弱いかもしれませんが、記録としては
    非常に高い確率で良い写真を残してくれるアベレージヒッターだと
    感じました。

    あと、売りの一つである可動式の液晶は上下方向だけということで
    あまり画期的な印象ではありませんでした。
    個人的には液晶が裏返せると破損からの保護にも良いので、それがあれば
    また評価は変わったかな。

    なお、液晶とは別にEVFも用意されていますが、オマケ的な位置づけで
    表示はかなり荒い感じでした。
    それでも望遠域ではブレを抑えるためにもかなり有効なので、積極的に
    活用したいところですね。

    動画に関しては最近のモデルらしく、HDに対応していて、1080pを
    H.264などで記録でき、それだけでも個人的には結構魅力的かな。
    ただ、動画撮影時のズームが出来るかは確認を忘れてしまいました。
    撮影中のズームに関しては動作音がどれくらい残るかも合わせて、
    動画目的では重要なチェックポイントなんですけどねぇ。

    多少確認しきれなかった面もありましたが、全般的にてんこ盛りな感じで
    一台でいろんな用途をカバーしてくれるのは良い感じです。
    国内ではそれほど高倍率ズームは人気がないような気もしますが、
    実際に使ってみると便利なものですし、結構良い選択肢なのではないかと
    思いました。

    Filed under: DigitalPhoto
    2010/03/24 8:00 pm | 2 Comments
  • 083月

    ソニーの高倍率ズームコンパクト「DSC-HX5V」が店頭に並んでいたので
    ちらっと触ってきました。

    コンパクトながら25-250mm相当の10倍ズーム搭載で、動画についてもAVCHDや
    MP4でのHD動画に対応しているので、ムービー的な使い方でも注目していた
    デジカメです。

    ただ、なにぶん店頭ですので内蔵メモリしかなく、動画自体は試せませんでした。
    45MBほど内蔵メモリがあるので、画質を落とせば多少は記録できるようですが、
    大容量のメモリカードは必須でしょうね。
    なお、メモリスティックだけでなく、SDHCにも対応してるので、メディアの入手性も
    向上していて良いですね。

    で、静止画を主体に店内で試してみましたが、裏面照射CMOSの効果は
    やはりかなりのものです。
    手ぶれ補正と相まって、望遠端でもなかなかシャープな写真が撮れる印象です。
    Exifを見てみると、ISO400くらいまで上がってましたが、この程度ならまったく
    気にならないノイズ感です。

    また連射速度もなかなかで、オートブラケットを試してみましたが、デジタル一眼
    ほどではないにしても、十分実用になるスピードでブラケットが使えました。
    HDR合成機能もあるので、単なる連写でなくても、このスピード感は有効だと
    思います。

    ほぼ死角がない感じですが、あえて欠点を挙げるとすると、本体の質感でしょうか。
    「プラスティックです」という感じが他機種よりもちょっと強く出ていますね。
    見た目の大きさに比べて、持ったときの軽量感が強いのも影響しているのかも
    しれません。

    ただ、悪いことばかりではなく、プラスティックの形状自由度を活かして、
    グリップ位置の凹みなどが良い位置に配置されていて、とても持ちやすかったです。
    レンズ部分も軽めなのか、レンズを伸ばしても前に傾くように感じることも
    ありませんでした。

    なお、他機種の高倍率ズームもそうでしたが、レンズ収納時は二段階で
    引っ込むような感じです。
    コンパクトにたたむために内部で複雑な収納をしているのかもしれませんが、
    これがもうちょっと高速だと、うれしいかな。

    あと、気になったところでは、三脚穴が底面のかなり隅に配置されていました。
    レンズの配置や内部の密度の関係で、そこしかなかったのかもしれませんね。
    ただ、強度はかなりしっかりしていそうなので、その点は良い感じでした。

    また、動画ではわりと重要になってくるマイクですが、ステレオのものが
    本体上面にあります。
    グリップするときの指の位置にも近い感じですから、グリップ時は注意すべきかも。
    向きも上向きなので、もしかすると撮影者の声が強く入っちゃう可能性もあります。
    とはいえ、駆動ノイズの除去フィルタが採用されたりしてますから、内部的に
    そうした配慮もされているかもしれません。
    ムービーでの実績も多いソニーですしね。

    全般的に見て、ソニーの本気を感じさせてくれるカメラに仕上がっている印象です。
    GPSやTransferJet対応など、ここでは触れきれないほどの機能満載ですし。
    愛着を持って長年愛用するという方向性とは違うかもしれませんが、実用的に
    扱う上では、使い倒し甲斐のある多機能なガジェットだと思います。

    Filed under: DigitalPhoto
    2010/03/08 1:23 pm | DSC-HX5V、触ってきました はコメントを受け付けていません
  • 053月

    SONYの薄型コンパクト「DSC-TX7」が店頭に並んでいたので、いつものように
    ちらっと触ってきました。

    まずはこの機種の売りのひとつであるHD動画を試してみたかったのですが、
    内蔵メモリだと動画は記録できず、試すことはできませんでした。

    内蔵メモリは45MBしかありませんから、そういう意味では仕方ないところですが、
    静止画の記録でも内蔵メモリだと保存に時間がかかる気がしました。
    そういう点でも完全に「非常用」なんでしょうね。

    この機種に限ったことではありませんが、デジカメの場合、メモリを忘れると、
    ほとんど使い物にならない状態になるんですよねぇ。
    SDカードならどこでも買えるし安いから良いですが、メモリースティックだと
    そのあたりの利便性も多少低くなりますしね。
    そういう意味では、最近のオリンパス機のように2GBくらいは内蔵されていたほうが
    安心かもしれません。

    で、カメラ自体のインプレッションですが、相変わらずコンパクトですし、
    デザインも操作性もクールな感じに仕上がっています。
    最近の機種はクールな感じか、おしゃれかわいい感じに二極化してる印象かも。

    デザインが良いのは持つ喜びも高まって良いことですが、操作性の面では
    必ずしもそれが良い方向につながるとはいえないケースもありますけどね。
    TX7の場合、レンズカバーが以前の機種よりも薄くなっていて、ひっかかりが
    良くも悪くも少ないように感じます。
    バッグやポケットに収納する場合はとても良いのですが、カバーを開けることを
    考えると、多少はひっかかりがあったほうが使いやすいのかも。

    ただ、薄くなっても背面の液晶部分はしっかりしたガラスになってる感じですし、
    全般的な強度はむしろ高くなってる印象でした。
    ジャンクになってしまったデジカメをみていると、液晶の割れと沈胴レンズの
    物理的な破損が多いですから、その弱点はしっかり押さえてある感じです。
    あとは、サイバーショットの旧機種に多い、手ぶれ補正の異常振動について
    改善対策がされていると良いですが。

    タッチパネルについても本体のデザイン同様、クールに仕上がっています。
    比較的採用が早かったこともあってか、他メーカーより操作性も洗練されて
    いるような気がします。
    特にカスタマイズ機能が充実しているので、自分の好きな機能を手早く
    選べるようにできるのは他社もぜひ見習ってほしいところです。

    画質に関しては店頭ではなかなかわかりづらい部分もありますが、
    最近は液晶がきれいになったこともあって、ノイズ感くらいは確認できました。
    やはり高感度時のノイズはかなり少ない感じですね。
    高感度ノイズだけでいえば、600万画素時代のデジタル一眼あたりと
    同じ感覚で使えるんじゃないかと思います。

    特に、最近の1400万画素クラスのモデルとくらべると、その差が顕著ですね。
    いくらカタログスペックが重視されるにしても、この違いはさすがに店頭の
    液晶画面でも分かるレベルかも。
    もちろん、今後の技術革新で画素数と高感度のバランスが変わることも
    あるとは思いますけれど。

    話がだいぶ逸れた気もしますが、全般的にはSONYらしい凝縮感のある
    密度の濃い機種に仕上がっている感じでした。
    広角や暗いシーンの強さもありますし、機動性を活かして、通勤カバンに
    常時入れておくような使い方がオススメの一台だと思います。

    Filed under: DigitalPhoto
    2010/03/05 1:56 pm | DSC-TX7、触ってきました はコメントを受け付けていません
  • 033月

    みんぽすさんからお借りしたケンウッドのミニコンポ「K-521」ですが、
    かなり使い慣れてきたので、各音源で音質の比較をやってみました。

    10825-604-158385

    いろんな曲で試しましたが、リファレンスとしては奥華子さんの「恋手紙」から
    「三度目の冬」を使用しました。

    恋手紙 恋手紙
    奥華子

    by G-Tools

    まずは内蔵のCDからですが、セッティング当初にくらべると音の粒立ちが
    安定してきました。
    ドライブのエージングが少し進んだのかもしれません。
    高域の解像感が高く、情報量が多いのは、やはり非圧縮音源の良さを感じます。

    ただ、その分、録音の質に左右される面があり、ロックぽい曲ではブーミーに
    なったり、うるさく感じることもありました。
    CDに限った話ではありませんが、ピアノやバイオリンなど、アコースティックな
    音源に向いている傾向があるような気がします。

    次にわが家でのK-521での使用頻度がいちばん多いiPodです。
    CDとくらべると、情報量はやはり減ります。
    特に高域については、高音のトゲだけが残った感じがあります。

    そのあたりで、Supreme EXの効き方がCDとはちょっと異なる印象なのは
    音源自体の情報量の問題なのか、それともiPodに合わせて個別チューニング
    されているからなのかはちょっとわかりませんが、外部デジタル入力よりも
    CDに近い雰囲気になっている印象でした。
    特に、残響や付随音など、圧縮によって欠落しがちな部分もしっかり表現されて
    いるのは、このあたりのチューニングの良さなのかもしれません。

    USBメモリにSONYのPCM-M10を接続するのも試してみました。
    基本的にはiPodと同じ傾向ですが、音のリアルタイム感がiPodよりちょっとだけ
    良いかもしれません。
    ただ、フォーマットがMP3/WMA/AACなど、非可逆圧縮形式に限定されるので、
    せっかくのPCM-M10の良さは生かせない部分があります。
    できれば、FLACやWAV,AIFFにも対応してほしいところです。

    そして、iMacに接続したUSBオーディオからは光デジタルでつないでいます。
    iTunesからの再生では、音が少し整理された感じで、良くも悪くもiTunesの音に
    なっています。
    同じUSBオーディオでもCDやFLACなどだと、格段に音質が向上します。
    これなら、K-521の内蔵CDを軽く超えている印象です。
    低音のしっかりした伸びが透明感につながっていますし、ボーカルが少し鼻に
    かかっているところなど、細かいところまでしっかり聴き取れました。

    これらを総合すると、気軽さならiPod、音質を追求するなら外部入力でCDや
    USBオーディオといったところだと思います。
    音質と気軽さを両立させるには、ぜひともWAV/AIFF対応を期待したいですね。

    なお、参考までにピンクノイズをUSBオーディオ経由でK-521で再生し、
    それをマイクで拾って、Mac用のスペクトラムアナライザ「iSpectrum」で
    表示させてみた結果を掲載しておきます。

    ホワイトノイズではないので、高域に向かってまっすぐ下がっているのは
    そもそもの特性です。
    極端なディップやピークもなく、非常に素直な特性でビックリしました。
    イコライジングは先日載せた設定のままですが、これも有効に働いているのかも
    しれませんが、特性的に見てもなかなか優秀だと確認できました。

    BASS : -2 / 100Hz
    MID : +2 / 2kHz
    TREBLE : +1 / 10kHz
    D-BASS : Off
    CONEQ : MODE 1
    Supreme EX : On

    正直、それほど大きな期待はしていなかったのですが、実際に使ってみると
    素直に音楽を楽しめる素晴らしいコンポです。
    このコンポがやって来てから音楽を聴く時間がぐっと増えたというのが、
    どんなレビューよりもこの製品の魅力を象徴しているといえるのかもしれません。


    【送料無料】代引き手数料無料♪コンパクトHi-Fiシステムケンウッド(KENWOOD) K-521-B (ブラッ…

    10825-604-158385
    Filed under: Mono Fellows
    2010/03/03 3:51 pm | KENWOOD K-521 音源比較編 はコメントを受け付けていません