番外編はいまいち面白くないのと、予想通り、また増えそうなので、ここらでDUGENAの腕時計「Classic Automatic」を紹介しておきます。
DUGENAはドイツのブランドなんですが、これはSWISS MADEの記載のある自動巻きです。
25JEWELSとなっていて、音が14400振動や18000振動のとは違う、いわゆるハイビートでして、タイムグラファーで調べると28800振動でした。
先日のHairspringの結果にも載せたとおり、未調整のままでも日差±5秒以内の高精度で動いてくれています。
ムーブメントは開けてみて、エボーシュマークや形状からETA 2824-2だと分かりました。
このムーブメント自体が1972年発表ですから、この時計も70年代か80年代くらいのものでしょうか。
1.342.4.0.60という記載があるものの、それ以外の情報が全く分かりません。
ETA 2024-2といえば超高級ブランドでも使われている定番中の定番で、コピー品もセリタや中国製などがありますが、今回のはエボーシュマークから見る限り、それらではないようです、
同じ2024-2でも精度で3段階くらいあるらしく、Elaborated gradeで平均日差±5秒、Top gradeだと平均日差±4秒だそうで、これらに近いくらいの精度が今も出ているようですね。
ちなみに秒針のハック機能(秒針停止機能)も装備されているので、ズレても調整が容易で助かります。
多少進み気味のほうが調整しやすいですけど、気温によっても違うでしょうし、しばらくはそのままで様子見しようかなと。
DUGENAは最近また力を入れはじめたようで、発売されたばかりのムック、ドイツ腕時計3でもブランドが取り上げられているらしく、新しいモデルも気になるところです。
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