ソニーのクラウドファンディングプロジェクトで「wena wrist」というスマートウォッチでないスマートデバイスが生まれそうなようで。
Apple Watchが登場した時に私でも考えついたように、バンド部分にBluetoothデバイスを組み込み、ここだけでスマートデバイスとして電子マネー、振動と光による通知機能、歩数や消費カロリーなどの活動量ログ機能を持たせたものです。
時計本体は完全にアナログクォーツで、「これならばいざバンビやmarumanのように…」と考えてしまいますが、時計のヘッド部と呼ばれている時計本体の部分はオメガ・ダイナミックみたいにただ丸いだけなんですね。
wena wrist側に外ラグがあって、そこにはめ込むような構造です。
ただ写真を良く見るとラグ部分とベルトはバネ棒っぽいもので繋がってるようにも見えますから、ラグ幅さえ合えば外ラグを捨てて、自分の時計に装着できる可能性はまだ残されているかも。
かなりラグ幅が広そうなので、合う時計は限られそうな予感ですが。
ちなみにヘッド部はムーブメントを含めてシチズンが設計・製造するそうで、普通の3針式アナログとクロノグラフが用意されるそうです。
どうせ連動しないなら、いっそのこと機械式にしても面白かったかもしれませんが、今のシチズンには…。
それは冗談としてもどうせ一体化する構造なら、時計本体にも給電できるようにするか、せめてシチズン自慢のエコドライブにすれば良かったのにと思います。
なお「ヘッド部」は3針とクロノで電池は違うものの、ボタン電池が使用されています。
で、wena wristのほうは当然ながらリチウムイオン電池内蔵の充電式で、1時間充電で約1週間動作するとのこと。
こちらもまだ太陽電池でまかなえるほど省電力ではないのは仕方ないところでしょう。
価格は34,800〜69,800円だそうで、ブラックとシルバーで1万円差、3針とクロノで1万円差です。
どちらも1万円の差はあるかなぁ?という気もしますけど、このごっつさだとクロノグラフのほうがデザイン的には合うかもしれません。